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システム管理者ときどきカメラマン

ここのところ、Webサイト制作の仕事が忙しくなっておりいます。 それにしても、Webサイトの制作って、なんでこうも方針が変わるのか…。 「前回の打ち合わせでは、これでいいって言ってたのに~」と心の中で叫ぶこと、しばしば。 まあ、それはそれとして、今回は「たまにカメラマン、やってます」という話です。 出版系など自社で「その道のプロ」がいらっしゃる場合は除いて、たいていの会社では、Webサイトをリニューアルするとなると、制作会社さんがカメラマンを手配してくれるものです。 当院でも、すでに1日がかりの撮影を終えているのですが、前述の通り、方針がころころ変わるので、新しく撮影しなければならないことが出てくるのです。 すると、私のような素人が、写真を撮りに行くわけです。 (カメラマンに1日お越しいただくと、それなりの金額になるので) 病院が所有しているコンパクトタイプのデジタルカメラではさすがにどうかと思い、自宅からデジタル一眼を持ってきては、あっちを撮り、こっちを撮り…。 最初のウチは、私がカメラを持って院内を歩いていると、「ベルカンポさんどうしたんですが、カメラなんかぶら下げちゃって…」なんて声をかけられたのですが…。 最近では、すっかりこの姿が当たり前になってきて、なにかイベントがあると、「写真撮りに来てくれ」と、声をかけれます。 私自信、写真を撮ることは「楽しい」ので、これで職員の皆さんの役に立てるのならと思い、オファーがあれば積極的に撮影に出かけるようにしています。 なにより、システム部門の仕事は、画面をにらみながら集中する仕事が多いので、この「写真撮影の仕事」が、心身ともにリラックスする良いきっかけになっています。 開発の仕事をするときは、写真撮影の仕事の前にガッツリやるようにしています。行き詰まったところで写真撮影に出かけるようにしています。帰ってきてからまた集中してPCに向かうという、ちょうどサッカーのハーフタイムみたいな感じです。 …で、私の写真の「ウデ」はというと…、まったく自信ありません。

故障したPCを修理するべきか、買い換えるべきか

とうとうVAIO株式会社から、本当のオリジナルモデルがリリースされました。 VAIO Z と VAIO Z Canvas 、 大量生産・大量販売とは一線を画す高級路線に踏み切ったVAIO株式会社。なんとなく、誇らしい気持ちなる一方で、価格はまだ発表されていませんが、「たぶん買えないんだろうな~、高くて」なんて思いも。 さて、そんな華々しさとはほど遠い現実が目の前にあります。 先日、給与計算で使用しているPCの修理をしました。 過去形で語っているとおり、すでに「修理済み」の案件です。 しばらく前に、人事課から「給与のパソコンの調子が悪いのでみてほしいんだけど」といわれ、システム部門の職員に対応するよう指示してあったのですが、その後修理の請求書が回ってきて、「ああ、修理したんだ」と。 その額、およそ47,000円(税込み)。 すくなくとも5年以上使用しているこのPC、購入当時でさえ最低限のスペック。 自分が直接担当していたら、修理はせずに、買い換えで対応していたでしょう。 じつは、ここのところ、お金をかけて延命したPCが、期待したほど活躍できずに買い換えになるケースが増えているんです。 当院が、電子カルテを導入したのが、2012年2月。その時に、PACSのビューワーとして各診察室に設置していたPCが大量に余ったのです。 電子カルテ環境では、1台のデスクトップPCから2台のディスプレイに表示する「デュアルディスプレイ」になるので、ディスプレイはそのまま使いましたが、PC本体そのまま余ったのです。 当時、インターネット環境で使用するPCが不足していたので、これを余すことなく流用するよう指示をいただきました。 私としては、以下の2つの理由から、流用を断念するよう意見提示しました。 ・もともとPACSのPCにはWord、Excelが入っていないので、ライセンスを購入する必要がある。 ・OSがXPなので、サポート期間の満了が近づいている。 結果的には、病院側の意向は変わらず、Officeをセットアップして各部署に設置したのですが、それから1年後にはXP問題が騒がれはじめ、現在はそのそき設置したPCを順次買い換えています。 これは典型的なケースですが、他にも類似したケースが結構

デジカメで撮った画像の解像度が低い

先生から、「オペ室で撮影した術中の写真が解像度が低くて、今度の学会で使おうと思っていたのに、ダメなんだよ。」とお怒りの電話。 聞けば、術中の写真は(医師は手がふさがっているので)看護師が撮影するのだそうです。先生によると、「看護師の使い方が悪いんだ」と。 ここで、少し当院のデジタルカメラの運用について説明しておきます。 当院では、デジタルカメラはRICOHの G700SE を使用しています。 このG700SE、頑丈な造りと、撮影した画像を無線LAN経由で電子カルテサーバーに転送する機能がウリです。 無線LANで転送するということは、メモリカードを抜き差しするとか、USBメモリで接続するなどの必要がなく、あらかじめ設定したフォルダにバンバン転送してくれるので、使っている方は楽ちんです。 また、無線LANの転送は、セキュリティ面でも特に効果的です。HISに接続しているPCは、USBポートを停止しているので、カメラやメモリカードリーダーを接続しようにもできないのです。 さて、先生からの問い合わせですが、私も、なにかの拍子に設定をいじってしまったのだろうと思い、その被害がどの程度なのか、つまり、いつから設定が変わっていたのかを調べようと、画像が保存されているフォルダを開けてみました。 たしかに、ありました。150KB前後のJPEGファイルがずらりと並んでいます。 たしか1200万画素のCCDだから、最大解像度で撮影したら、1MBをゆうに超えるはず。 「更新日時」でソートして、いつからサイズが変わっているのか調べるのですが、マウスのホイールを回せど、すべてのJPEGファイルが150KB前後。 ついに、最後の1枚まで来てしまい、「設定が変わった」のではなく、「最初からこの設定だった」という可能性が限りなく高く…。 カメラを拝借して設定を確認。 撮影の画素数はマックスになっているのですが、転送するときにVGA(640×480)にして送り出す設定になっています。 導入当時から、このデジタルカメラの担当になっている職員に、恐る恐る質問。 「なんか、カメラから転送される画像が、やたら解像度低いんだけど、知ってた?」 すると、涼しい顔で「はい」と。 「解像度を確認したことはないですけど、ファイ

OldVersion.comで、「Googleデスクトップ検索」を探す

いろいろなジャンルから興味深い話題をピックアップされている、コグレマサトさんのブログサイト「 ネタフル 」より。 「OldVersion.com」ソフトの旧バージョンがダウンロードできるサイト ソフトをバージョンアップした、しかし不具合発生! 元のバージョンに戻したいけどどうしたらいいんだろう‥‥という時に思い出したいのが「OldVersion.com」です。Windows、Mac、Linuxのソフトの過去のバージョンをダウンロードできるようになっています。 この記事を読んで、真っ先に思いついたのが、「Googleデスクトップ検索」です。 お若い方はご存じないかもしれませんが、Googleがこれまで提供したサービスの一つで、 Wikipedia によると、2004年にリリースされ、その後バージョンアップを繰り返すも、2011年9月にサービスを終了したという記録になっています。 この「Googleデスクトップ検索」、PCにインストールしておくと指定したフォルダのファイルをインデックス化し全文検索できるというものですが、検索対象がローカルだけでなくネットワークドライブも含められること、そして、他のGoogleのサービス同様に圧倒的なスピードで検索できることが特徴でした。 「仕事を効率化する」ためのソフトウェアやサービスは、Evernote、Dropboxなど、いろいろなものを試してきましたが、その中でも「これは傑作」と言えるのが、このGoogleデスクトップ検索でした。 ところが、Googleは突然サポートを打ち切り、以来この機能を使うことはなくなったのです。 Googleがサービスを打ち切ることは珍しいことではなく、RSSフィードリーダーの打ち切りは記憶に新しいところです。 Googleデスクトップ検索については、データの保存先がクラウドに切り替わっていく時期で、(主に)ローカルを検索対象にしたサービスに開発リソースを割くことが難しくなった、と記憶しています。 私自身も当時、ローカルからクラウドへという流れはひしひしと感じていました。Googleドライブ(当時はGoogleドキュメント)や、すでに名前があったEvernote、Dropboxは、使いはじめるとたしかに便利で感動したものです。 ただ、どんなにクラウドのサ