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明日は、超短縮の入社式です

新型コロナ騒動の中、いろいろ明日からは新年度です。 当院では、入社式を短縮で行うことになりました。 今年もおかげさまで約40人が入職します。 当院の入社式は、新入職員がイスから順に立ち上がって、会場をぐるっと回って、院長から辞令を受けるスタイル。 まるで学生の卒業式のような、おごそかというか、古典的というか、この病院に転職してきて初めてこの光景を見たときは、ちょっとしたカルチャーショックでした。 今年は、この段取りを、「代表者のみ」に限定して行うことになりました。 そうです、新型コロナ対策です。 例年の段取りでは、この後に院長の挨拶、各部署所属長の紹介などが続くのですが、これも、院長が簡単に挨拶して、所属長紹介はカット。 経営企画室の私の仕事としては、「写真撮影」があるのですが、大幅に工程がカットされることがわかっているので、例年よりも楽ちんです。 入社式本編でも写真を撮るのですが、なんと言ってもやっかいなのが「集合写真」です。 これも、今年の入社式ではカットとなりました。 写真は撮った後も、加工の仕事が待っているので、式の最中だけの仕事ではないのです。 そんなわけで、コロナ騒動はやっかいですが、明日の入社式は楽できそうです。

新型コロナウイルス騒動で1日1広報

施設の外に発熱患者用の待機所を計画中(2020/3/11) の記事で、そのタイトル通り、屋外に待合室を設置しようと検討していることを書きました。 その後、検討を重ねた結果、屋外に設置したコンテナハウスを、発熱患者用の「診察室」として使うことになりました。 私に命じられた患者呼出用のシステムの導入も、デモ機の運用が始まっており、実用上問題ないので、近く正式に購入することになると思います。 さて、こんな状況なので、毎日なにかしらの「アナウンス仕事」があります。 面会制限、マスク着用の徹底、PCR検査について、外来のトリアージ…などなど。 院内掲示(ポスター) サイネージ Webサイト と、主に3つのチャネルがあるのですが、毎日このうちのどれかを更新しています。 そして、この「アナウンス仕事」は、何よりも優先されるので、もともと抱えている仕事は全て後回しでです。 この程度の「面倒」は、企業の存続時代が問題になる、飲食、観光、エンタメなどの業種に比べればたいしたことないのですが…、新型コロナウイルス騒動、早く治まってほしいものです。

施設の外に発熱患者用の待機所を計画中

来る日も来る日も新型コロナ騒動の対応に追われています。 当院でも強化している「発熱外来」。 待合室が手狭になっていること、また、患者さんの意識も変わり、誰しも一緒に待たされることに抵抗が出てきていること、そんなことを踏まえて、待合室を病院の外に仮設する計画が持ち上がっています。 当院は、これまで発熱外来の患者さんは、パーティションで区切った場所でお待ちいただいていたのですが、これ以上は院内には場所がなく、苦肉の策として「屋外」という案にたどり着きました。 建物は総務課の方で探しており、どうも建築現場で使うような仮設事務所のようなものになりそうです。 経営企画室の私には、患者さんを呼び出す仕組みを考えるように指示が来ており、フードコートで使うような、お持ちいただいた端末を呼び出すシステムの市場調査をしています。 正直言うと、携帯電話の番号で呼び出せて良いのではないかと思いますが、現場の担当者に言わせると、年配の方などで、まれに携帯電話を持っていない方もいる、とのことです。

PCR検査の問い合わせが急増

新型コロナウイルスの流行により、今日、3月6日から、PCR検査が保険適用になりました。 とはいっても、PCR検査はそのへんの医療機関で簡単にできるものではありません。 まず検査機器が必要だし、検体採取にも特別な環境が必要です。 当然、当院でもできないので、疑わしい方が来院されても、保健所の指示を仰ぎながら対処するしかないのです。 そして、保険適用の迎えた今日、朝からPCR検査の問い合わせが急増しました。 都度説明する現場の職員もたいへんですが、私も急いで「当院ではPCR検査は実施しておりません」のポスターを掲示したり、Webサイトで告知したり、今日は本当に仕事になりませんでした。 一般の方が最寄りの医療機関に問い合わせることはある程度予想できたので、あらかじめ準備しておけば良かったと、一日が終わった今、反省しております。

院内教育のIT化を本気で考えるべきではないかと

新型コロナウイルスが世間を賑わせていますが、当院でもかなりナーバスになっております。 連日、臨時の感染制御委員会を開催しており、マスクや手指消毒の徹底はもちろん、面会制限をどこまで厳しくするか、感染が疑われる患者さんが来院した場合の段取りなど、様々なことが議論されています。 職員間の対策としては、「人が集まる」ことを割けるため、大小様々な会議や、取引先との面会などを自粛するよう指示が出ています。 そんな中、4月の新入職員向けのオリエンテーションをどうするかの議論も始まったようです。 院内教育を動画コンテンツにしたら良いのでは じつは、以前から思っているのですが、講義形式の教育は動画にすれば良いのではないかと。 新人教育のオリエンテーションで話すことは、毎年ほとんど変わらないので、これこそ動画コンテンツにしたら良いのではないかと思うわけです。 売れっ子Youtuberのように凝った編集はしなくても、1回録画すれば毎年使えます。 医療機関は中途採用も多く、動画なら通年で利用できますし。 臨床の教育でも活用できると思います。 私が関わっている”ある”チームでは、「看護師にエコーを有効活用してもおう」ということに取り組んでおり、検査技師が講義をしています。 この講義は少人数なので、対象の看護師全てに行き渡るまで、検査技師は多くの時間を割き、何度も同じ内容を説明しなければなりません。 これを以前から「動画にしたら良いのでは」と思っています。 録画では、「質疑応答」ができない、というデメリットがあります。 これは考えようですが、問題が見つかったら、部分的に修正することによって、どんどんクオリティの高い「教材」になっていくのではないかと。 なぜか当院では、「何かを購入する」ことは、厳しい決裁のプロセスが待っていますが、「人が動く」ことに関しては無頓着で、決裁プロセスがありません。 ですから、看護師がエコーの仕組みを理解したら「良さそう」となったら、費用対効果の検証もなく、なんとなくそれが始まってしまうのです。 あえて「集合」して観る じつは、当院では「講義を録画しておく」というのは既にやっています。 安全対策や感染制御の施設基準をとっている医療機関では、定期的にテーマに

新型コロナウイルス対応のページがアクセス数急上昇

新型コロナウイルスで、世間的にも、院内的にもたいへんな騒ぎとなっております。 当院では、広報関連の仕事が経営企画室管轄になっており、連日、ポスターなどの掲示物や、Webサイトなどで案内をしております。 その中で驚きの事実が。 Webサイトで、当院の新型コロナウイルスの対応状況をアナウンスししてるのですが、このページのアクセス数がとんでもないことになっています。 ページごとのアクセス数ですが、普段はこんなランキングになっています。 トップページ (約25%) 外来に関する情報のトップページ(約8%) 当院についてのトップページ(約5%) まあ、トップページからアクセスされるので1位は見当がつきます。 次に、患者さんにしてみれば、やはり外来の診療予定がお知りになりたいのだと、そんな感じで見ていました。 ところが、2月の末頃から、新型コロナウイルスに関するアナウンスのページが、28%を超えています。 おそらく、当院に全く関係のない方が、「新型コロナウイルス」「COVID-19」などのキーワードでヒットして訪れている分も含まれると思いますが、実際に、アクセスランキングでトップページを宇和間っています。 こんなことからも、新型コロナウイルスが世間をいかに混乱させているかがうかがい知れます。 本当に、早く終息してほしいです。