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MicrosoftのVDAライセンスの更新を忘れていた

ポカをやらかしてしまいました。 カルテベンダーさんからの連絡で、あるライセンスの更新期限が迫っているとのこと。 そのライセンスとは、Microsoftの「VDAライセンス」とやら。 同社のサーバーOSで仮想デスクトップ環境を使用するためのライセンスであるとか。 電子カルテ導入時に「3年間」のライセンス料を支払って使用してきたわけですが、まさにこの9月で3年の使用期間が満了するとのこと。 正直言うと、「今月が契約更新」ということを忘れていたのではなく、そもそもこの「VDAライセンス」というものを認識していなかったのです。 ですから、もちろん予算にも計上していません。 「あれから3年か~」という思いにふける時間もなく、もう9月も終わろうとしています。 あわてて事務長に説明し謝罪、現在、契約更新の手続きを手配中です。 それにしても、3年というのはわかりづらいですね。 1年更新なら毎年の予算編成の時期に気がつくし、あるいは、サーバーの保守契約とあわせて(例えば5年など)おけば、見直しの段階で気がつくでしょう。 なんとも半端な…。

部署異動になりそうな気配

ブログの更新が少し空いてしまいました。 じつは、タイトルの通り、私自身が部署異動になりそうで、身辺がバタバタしております。 どうも、院長の意向では、私に企画の仕事をさせたいらしいのです。 今までこのブログでも書いてきましたが、当院は地方の中小規模病院で、今、都心部で医療機関で繰り広げられている経営戦略や、積極的な広報など、そういった経営に直結することはあまり手が着いていませんでした。 今後は、どうもそういったことに着手していきたいようなのです。 なので、まったく新しい仕事が始まるわけで、新しい部署が設立されるのか、今の部署で兼務するのか、どちらかというと「部署異動」とは少し違うのかもしれません。 先日事務長から打診を受けたわけで、これからまた上層部で検討されるのでしょう。 おそらく上層部には、2年半前に導入した電子カルテが落ち着いてきたところで、システム部門の人員が余剰に見えるのかもしれません。 私としては、落ち着いてきた今だからこそ、手を付けたいことがいくつかあります。 データの利活用 これまで、安定稼働させることと、機能改善の要求に応えることに追われてきました。 2年半の運用でデータが蓄積され、データを病院運営に活かすにはまさにこれから、と思っていたところです。 災害・トラブルの準備 これまで運良く大きなトラブルなく運営してこられました。しかし、落ち着いてきた今こそ、大規模災害や、予期せぬトラブルでシステムが停止した場合の対応策を練っておきたいものです。 システムリプレースの準備 そして、次世代システムの準備です。電子カルテ以外にも様々な部門システムがあり、これらを最新の技術動向も含めながら効率的にリプレースするには、綿密な計画が必要です。 などなど、やらなければならないことが山積してしていると思っていたのですが、この辺は上層部の考えとギャップがあるようです。 思い返せば、先日担当した「Webサイトのリニューアル」では、「製作」の範囲を超えて、「企画」まで踏み込むことをもとめられていました。 医療に関わらず全ての中小企業では、潤沢に「専門」のスタッフを抱えられず、1人の職員が「兼務」でいろいろな仕事をこなすものだと思い、なんとかやってきましたが…

iPod活用の取り組み-セコメディック病院さん(千葉県)

私は、ドコモの雑誌読み放題サービス、「dマガジン」のサービス開始(2014年6月)からのユーザーです。 dマガジンのおかげで、それまでは手にしなかった雑誌も読むようになりました。 その一つが、「MacFan」です。そのMacFanで、興味深い記事がありました。 今リリースされているMacFanの10月号で、千葉県のセコメディック病院さんが、3点認証にiPod touchを使っているという、センセーショナルな内容。 iPod touchやiPadを業務で使えないか…、ITに携わる人の多くが同じことを考えるのではないでしょうか。 価格も手ごろ(ノートPCや従来のPDAに比べれば)で、その携帯性は語る必要がありません。 どこかのメーカーで開発してくれないかな…、と考えるのが普通ですが、そこは”あの”セコムがバックのセコメディック病院さん。 記事からは、セコメディック病院さんが自ら積極的に開発に関わっていることがうかがえます。 ページ数にして2ページの記事なので、システムの仕様など、詳細なことは書かれておりませんが、夜間回診の実情など、医療期間のIT部門の職員なら「なるほど」と思う内容です。 ぜひ手にとって読むことをオススメします。