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提案するときは3案用意する

昨年からかかっている、病院内の「サイン改修」。 なかなかプランがまとまりません。 私の進め方が悪いせいもあるのですが、ここに来て気づくのは、企画会社さんとのやりとりが非効率であること。 なぜ「非効率」なのか。 企画会社さんとのやりとりは、企画会社さんからの案に、こちらで「こういう感じじゃなくて」と修正依頼、修正された案に、また「もっとこういう感じで」と言った具合。 思い起こせば、これまでのこういった仕事では、企画会社さんから複数の案が出てきていました。 この手の仕事の難しいところは、やはり「コミュニケーション」です。 依頼側は、プロがどんなノウハウを持っているのかわからない。 受ける側は、現場の事情がわからない。 そこで、お互いの意見を交換し調整していくわけですが、その際、なんらかの「たたき台」は必要になるわけで…、そのたたき台が1つしかないのと、3つ4つあるのでは、明らかに理解のスピードが異なります。 恥ずかしながら、少し前までは、複数案出すことは、選択する側の満足度を高めるためのテクニックだと思っていました。 今回の仕事を通して、複数案用意することは、その時は提案する側にとって負担になりますが、結果的にそれが早く仕事を進めることになるのだと思ったところです。 この教訓は、今後の自分が提案する側にまわった場合に活かしたいと思います。

システム関連業務に復帰の気配

このブログは、今でこそ「中規模病院の経営企画室のブログ」としていますが、開設した頃は、「中規模病院のシステム管理者のブログ」でした。 電子カルテ導入をめぐるドタバタを書き始めたのが2012年。その後、2015年には経営企画室を立ち上げることになり、システム部門を抜けました。 その頃にブログのタイトルも「経営企画室の~」に変更したのです。 そんな中、2018年が明けて早々、事務長から呼び出され、 「少し、システム関係の仕事もみてほしいんだけど」 と。 経緯はこうです。 私がシステム部門から抜けても、システム関係の仕事は日々発生します。 私以外の残ったメンバーは、総務課の傘下に入り、システムの仕事を継続していたわけです。 ところが、残ったメンバーのパフォーマンスが上がらず、間もなくして院内の各所で批判の声が聞こえ始めます。その上司になった総務課長はITに詳しいわけではないので、メンバーは放置状態。 ITの可能性に気がつき始めた現場からの要求は、どんどんレベルが高くなってくるので、システム部門とのギャップは開くばかり。 そして、今年から来年に書けて、2012年に導入したシステム群が、一気に更新を迎えます。多くの職員が、さすがにこの体制で臨むのは無理、と思っていたわけです。 いよいよこの問題に院長までもが言及しはじめ、どうも、上層部では私が再びシステム部門を担当すれば良い、という話が出ているのだそうです。 はた目から見て、システム部門の仕事が衰退していることは、よくわかっていました。 なので、力になりたい気持ちはあるのですが、今の仕事量を抱えながらシステム部門の仕事をこなすのはさすがに厳しいものがあります。 事務長から「人を採用しても良いから」と言われているのですが、それもなかなか難しく…。 まあ、サラリーマンである以上、こうなったらもう拒否権なんてものはないわけで…。 ならば、なんとか少しでも良い体制を構築して臨みたいところです。