提案するときは3案用意する
昨年からかかっている、病院内の「サイン改修」。 なかなかプランがまとまりません。 私の進め方が悪いせいもあるのですが、ここに来て気づくのは、企画会社さんとのやりとりが非効率であること。 なぜ「非効率」なのか。 企画会社さんとのやりとりは、企画会社さんからの案に、こちらで「こういう感じじゃなくて」と修正依頼、修正された案に、また「もっとこういう感じで」と言った具合。 思い起こせば、これまでのこういった仕事では、企画会社さんから複数の案が出てきていました。 この手の仕事の難しいところは、やはり「コミュニケーション」です。 依頼側は、プロがどんなノウハウを持っているのかわからない。 受ける側は、現場の事情がわからない。 そこで、お互いの意見を交換し調整していくわけですが、その際、なんらかの「たたき台」は必要になるわけで…、そのたたき台が1つしかないのと、3つ4つあるのでは、明らかに理解のスピードが異なります。 恥ずかしながら、少し前までは、複数案出すことは、選択する側の満足度を高めるためのテクニックだと思っていました。 今回の仕事を通して、複数案用意することは、その時は提案する側にとって負担になりますが、結果的にそれが早く仕事を進めることになるのだと思ったところです。 この教訓は、今後の自分が提案する側にまわった場合に活かしたいと思います。