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2017年を振り返って

この1週間、流行りの「胃腸炎」(診断出ていないのでが、おそらくノロウィルス)にやられて大変でした。 12/25の午後から熱発と嘔吐の症状が出始めて、家族にも、勤め先の病院にも迷惑かけました。 ちなみに、病院の方は(「出社してくれるな」と言われ)そのまま年末年始休暇、図らずも10連休になってしまいました。 カッコつけるわけではありませんが、四六時中仕事のことを意識してしまうタイプなので、「大型連休」ってあまり嬉しくないんですよね。しかも半分「病欠」ですからね。 さて、ここらで2017年を振り返っておきます。 演題発表から新しい「つながり」 2017年を振り返る上で最大のことは、やはり電子カルテメーカーユーザー会での演題発表です。 特に、演題発表に向けて何かをしたわけではなく、ライフワークになっている「データ活用」を通じて、中小病院が抱える問題を発表させていただいたのですが、反響は思ったより大きなものでした。 これを機会に始まったお付き合いもあり、仕事を幅を広げる機会になりました。 サイン改修プロジェクトで感じる壁 私の仕事のほとんどは、私一人、あるいはごく少人数ということが多いのですが、今年後半に手がけた「サイン改修」プロジェクトは、多くの関係者をまとめるタイプのものです。 現在続行中の案件で、まだまだこの先どうなるのかわからないのですが、正直なところ、かなり苦戦しています。 この案件は、私が抱えているその他の案件と異なり、「正解」がないこと。そして、あまりにタイトなスケジュール。そういった、そもそもハードルが高いプロジェクトなのですが、それでも、冷静に振り返ってみると、いくつか公開することもあります。 最初の段階で、この案件を「あまく」見ていたこと。そして、企画会社に期待しすぎていたこと。 その時々で自分がしっかり考えていれば、そもそも無理なスケジュールを受け入れずに済んだのだと思います。 データ活用の有効性が認知される→開発は限界に 1年を通じて、データ活用の仕事が院内で認知され始めたことに手ごたえを感じていました。 先日も、思わぬところから、「アレ(SQLを組み込んだExcelシート)、ベルカンポさんがつくっているんですか?便利に使っていますよ」

インフォームドコンセントが必要なのは医療だけじゃない

現在私が取り組んでいる、サイン改修。 院長から厳しい期限を設けられ、焦りまくっているのですが、このままのペースで本当に間に合うのか、不安に思う日々です。 不安の原因の一つが、企画会社が全行程を詳細に教えてくれないこと。 聞かないと教えてくれない もちろん「聞けば」答えてくれるのですが、そもそもこちらは初めてのことなので、「何がわからないのか」が、わからない。 わからないなりにも、考えをめぐらせ、こういう場合は…、もしこうなったら…、技術的にこんなことできるのか…と考えるわけです。 以前の記事で書いたとおり、たいした検討もせずに契約しているので、緊張感がないのかな…、それとも担当者のコミュニケーション能力が低いのか…、などと思ってしまうのです。 本当に間に合うのか 一応工程表は出ているものの、本当に「ザックリ」。 というか、全然工程通りにいっていなくて、恐る恐る、「もう、工程表から1週間以上ズレ込んでいますが、大丈夫なのでしょうか?」と聞くと、「大丈夫ですよ」と軽く返事が変え得てくる。 あまりに軽いので、「それって、工程表の意味ある?」という疑問ともに「本当に任せておいて大丈夫?」という思いが…。 医療では、「インフォームドコンセント」という言葉が定着して久しいわけですが、本当に、もっとわかりやすく説明してほしいものです。 以前にも似たようなことが このブログを長くご覧いただいている方はご存知ですが、以前、私はシステム部門に在籍しており、電視カルテ導入の仕事を手がけました。 その時も、電子カルテベンダーさんの説明が足りず、やきもきしました。 まあ、あのときは今回とは比べものにならないほどのビッグプロジェクトだったのに、もうあれこれ考えている暇もないほど時間に追われていましたが。 ちなみに、患者さんやご家族に説明することを、今時は「インフォームドコンセント」や、略して「IC(アイシー)」と呼んでいますが、当院ではいまだに「ムンテラ」と言っています。

サイン改修の件、価格交渉していないのですが

現在、私の抱えている案件の中で「最優先」扱いになっている、サイン改修の件。 きっかけは、グループの別の病院が、サイン改修をしたことです。 院長が、その病院を訪問したときに、触発されたらしく、突然これを命じられたのです。 前回記事でも書きましたが、当院のメインの施設は築40年以上で、その他の施設とも複雑な導線になっており、どう見ても「わかりやすい」施設ではありません。 なので、まだしばらくこの建物を使うなら、今時のサインを施すことは賛成なのですが…。 問題は、その始まり方。 前述の病院を担当した施工業者さんに声をかけて「すぐ進めろ!」と、院長の指示。 しかも「〇月完成で」と、しっかり期限付き。 普通はこういう案件、いくつかの取引先でコンペをして…というものだと思うのです。 施工業者さんの方も、「〇月完成だったら、さっそく現地の詳細な調査に入らないと…、それには契約が…」と。 契約を取りたいために、煽ったり駆け引きしたりする業者さんもいるともいますが、今回はどうもそういう感じではなくて、本当に早くしないと間に合わないらしい。 まあ、院長が言い出した案件なので、正確な見積評価もしないまま契約の印鑑をついてもらい、その点では楽でしたが。 他の購入案件は、厳しい検討を経てやっと通るのに、組織の理不尽さを感じるところでもあります。

サイン改修に取り組んでいます

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「サイン」と聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。 今回私が取り組んでいるのは、患者さんを誘導するための「サイン」、いわゆる「案内」です。 駅やショッピングセンターなど、多くの人が集まるところには、「サイン」が必要です。 病院もまさに「サイン」が必要な業種です。 試しに、Googleで「病院 サイン」で画像検索してみてください。 キレイな、そしてよく考えられたサインの画像がたくさん出てくると思います。 このブログで何度か書いてきましたが、当院は複数の建物で構成されており、そのうちメインの建物は築年数にして40年ほど、今時の病院のトレンドとはかけ離れた建物です。 まあ、そう遠くないうちに建て替えることになろうかと思いますが、それまでの間、「化粧直し」でつなごう、ということで、「サイン」の改修と、すこしだけ壁紙の張り替えをすることになったのです。 そんなわけで、この「サイン改修プロジェクト」の進行と、それについて思うこと、感じることを書いていこうと思います。 なにしろ、このプロジェクトがたいへんで…。 ここのところ1ヶ月ほどブログの更新をお休みしていたのは、まさにこのプロジェクトが原因でして、進行チュのプロジェクトではありますが、「混沌」としております。 詳しい話は次回記事から書きますので、ご期待ください。