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docomoの解約違約金が意外に安くて、機種変を見送った

6月に 「iPhone6(Plus)かXperia Z4か 」という記事を書きました。 ザックリいうと、「2年縛り」が7月に終わるので、満を持してMNPでスマホを買い換え、さらに、これまで使ってきたSONYをやめて、iPhoneにするか…?という記事でした。 あの後、悩みに悩んだあげく、タイトルの通り機種変更をしばらくしないことにしました。 機種変更を見送ることになった理由はいろいろあるのですが、その一つがdocomoの解約違約金が意外に安かったことです。 通常、大手キャリアのプランは「2年縛り」が前提で、MNPで他社に乗り換える場合1万円ほどの解約違約金が発生します。 この違約金を払わないようにするには、2年周期でおとずれる「契約満了月の翌月」にMNPを実施する必要があります。 私にとっては、この8月が「契約満了月の翌月」だったわけですが、店頭でMNPの手続きを確認していくと、気になる情報が…・ docomoでは、10年以上の契約者は、2年縛り期間中の解約委託金が3,000円程度になるというのです。 10,000円となると、なんとかこれを節約したいと思うものですが、3,000円くらいだったら、まあいいかな~、と。 さらに、これを聞いて「docomo、なんか良心的だな…」と思ってしまったわけです。 私の勝手なイメージですが、dokomoは「電電公社」のイメージがあって(古い!)…、あまりイメージが良くなかったんですよね。 auやソフトバンクががんばっているのに対して、docomoは大資本に任せて殿様商売的な…、IR資料を見たこともなく、本当に個人的なイメージなので、関係者の方がご覧になっていたらお許しください。 転入してくるユーザーに対して利益になる変更であれば、「ユーザー獲得」という意味でわかやすいのですが、今回は転出するユーザーに対するメリットです。 docomoの社内でどう決まったのかとても興味があります。 なんらかの外圧で決まったのか、それとも最大キャリアとしての矜持なのか…。 そんなわけで、機種変を少し先にすることにしました。

サポートに無駄な問い合わせをしない

電子カルテを導入して2年半になりますが、いまだに初めて使う機能があったり、見たこともないパラメーターをいじったります。 そんなわけで、私が最も連絡を取り合う仕事上の相手と言えば、間違いなく電子カルテベンダーの保守窓口です。 さて、最近、この私の部署のメンバーの1人で、この保守窓口に対する「問い合せ方」が気になっています。 現場から「こういう機能はないのか」、「こういう設定にしてほしい」と連絡を受けると、それをそのまま保守窓口に問い合せているように見受けます。 メールのccを見て、その問い合わせが過去に他のメンバーが解決済みであったことに気づく。 あるいは、現場からの提案よりも、別のアプローチで解決した方が良いことに気づく。 過去に処理した案件を検索するもよし、部署のメンバーに一声かけるもよし、すこし立ち止まって考えてくれれば良いのですが、つまりは、単なる取り次ぎ役になっているのです。 カルテベンダーとの保守契約は定額制になっており、問い合わせが多いから金額が跳ね上がるというようなことはありません。 しかし、料金が変わらないからといって、なんでもかんでも保守に持ち込むというのは、いかがなものか。 保守窓口のリソースは有限であり、問い合わせが多けば、その分バックオーダーが増えます。 我々が無用な問い合わせで保守の手間を増やせば、他の病院が割を食う。その逆もしかり。 その「問い合せ」が必要に迫られたものか、無駄なものか、保守窓口の方にはわからないでしょう。 本当に急ぐ必要があるのか、本当はそうでもないのか、それもわからないでしょう。 これはモラルの問題。 タイミングを見てメンバーに注意しなければなりません…、うーん気が重い。

部門システムが朝からハードウェアトラブル、代替機があって助かった話

今日は、朝から栄養計算システムがトラブって大騒ぎでした。 朝早く、私のPHSが鳴り「なんだよ、こんな時間に…」と嫌な予感をビシビシ感じながら電話に出てみると、「栄養計算が起動しないんですけど」と。 この電話を受けたのが朝の7:00前。 ちなみに、私はいつも7:00前には事務所に出勤しています。 私の部署では、早出や遅番などの制度はとっていないのですが、朝誰もいないオフィスで仕事をするのが好きで、早いときには6:30頃、遅くても7:00前には出勤しています。 で、それを職員の皆さん知っているようで、「待ってました」とばかりに朝一番で電話が来ることが少なくありません。 トラブルの話に戻ります。 当院では、食事のオーダーは電子カルテで入力するのですが、それを集計し栄養科の職員が実務に使えるようなデータにするのは栄養計算システムなのです。 現場に到着してみると、栄養計算システムのサーバーが起動していません。 ということは、栄養計算システム全体が機能しておらず、食数の集計や、食札の印刷ができないということです。 昨日のうちに、あるていど朝食の仕込みはできているとしても、夜間に発生した食種変更や、緊急入院のオーダーが補足できません。 ディスプレイには何も表示されず、電源のランプがオレンジで点滅しています。 おそらく電源ユニットか、マザーボードから、いずれにせよハードウェアトラブルであれば簡単な話ではないことを伝えると、真っ青になる栄養科職員。 とはいうものの、私の頭には一つだけ解決のオプションがありました。 サーバーとはいえ、筐体は普通のPCです。栄養計算システムはサーバー×1、クライアント×2のこぢんまりとした構成なので、サーバー専用機を導入するほどでもなく、サーバーも他のPCと同じ機種を使っています。 そしてここが重要なポイント。そのPCは、電子カルテ用として、院内で最も多く出回っているPCと同じ規格。 電子カルテ用のPCを持ってきて、ハードディスクさえ交換すれば、起動するはず…。 というわけで、倉庫に戻りPCのストックを探したのですが、ない…。 「あれほど、機種ごとにストックを用意するようやりくりしろと言っているのに…」とここで嘆いても始まりません。

人事システムの導入を検討しています

病院の中には、HISに関連するシステム以外にも、いろいろなシステムが稼働しています。 財務会計や給与、購買など、診療とは直接関係ないシステムがこれにあたります。 これらのシステムは、限られた部署で使用するものなので、我々システム部門の人間は、あまり関わりがないというか、関わりたくないというか…。 今日は、そんな部門システムの話です。 このたび、我々システム部門から、「人事システム」の導入を提案することにしました。 さきほど、部門システムには「関わりたくない」と書いたばかりで、なぜ自ら関わることになったか…。 実は、電子カルテの導入プロジェクト真っ盛りだった約3年前、ユーザーマスタを作ろうと、人事部門に協力を要請しました。そこで、まともに使える職員マスタがないことに気づきました。 人事部門は、給与システムが導入されていました。給与システムはその名の通り、「給与」が正しく支払われれば良いのです。使っている職員マスタの部署や役職、資格などの情報でも、給与計算に関係ないものは省かれていたのです。 おかげで、職員マスタの制作に想定外の時間がかかってあせったものです。 人事部門の仕事に懐疑的になったのはその頃からです。 この程度の職員情報しかなくて、大丈夫なのかな…、と。 その後も、人事部門の事務所に出入りしていると、交わされる会話がなんともアナログな話ばかりであることに気がつきます。「あのファイル(紙)って、誰がもってるんだっけ?」、「〇〇病棟の〇〇さんて、主任になったんだっけ、まだ副主任だっけ?」と、こんな感じです。 よく観察していると、人事部門には古株の職員がいて、その人に聞くと、昔のことでも結構「なんとかなる」のです。 まあ、「なんとかなる」のですが、問題はそれに費やす時間です。一つの調べ事が完結するまでに、多くの人を巻き込みます。そして、記憶はあくまで「記憶」、「うろ覚え」を確実な情報にするまでに、結局いろいろな書類をひっくり返す。 大学病院ほど大勢の職員がいるわけではありませんが、現役だけで数百人、退職者を含めたらウン千人です。 おそらく、人事部門の職員も、「現在の非効率」と「将来の破綻」をうすうす感じていながら、日常業務に追われて動けないのでしょう。 「人事情報をシステムで管理すれば良いのに」とずっと思っていまし

OUTLETに登場して注目を集めているVAIO Tap21

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SONY時代のVAIOが、突然ソニーストアで販売されました。 機種は、VAIO Tap21。「デスクトップ」の一言でくくってしまうのは、なんか違う気がしますが、分類すれば「デスクトップPC」です。 PCの仕様や金額は、 ソニーストアのサイト をご覧ください。 さて、このTap21の再販、ネットでは少し盛り上がっているようです。最初に発売したとき(私の記憶では、2012頃だったと思います)は、なんかパッとしないというか、あまり評価されていなかったように思います。 今回のTap21の再販では、59,800円(税抜き)という金額が注目を集めています。 MicrosoftOfficeが入っておりませんが、Photoshop Elements12、Premiere Elements12が入って、Corei5を搭載したPCがこの金額であれば、確かにお買い得です。 また、おもしろいことに、ネット上では、これを使い倒すためのハックをよく見かけます。 「VAIO Tap 21」のメモリーを増やして、HDDをSSDに換装してみよう。 「 VAIO Tap 21」のmSATAとSATAを同時利用して、ツインドライブにできるか実験してみた。  ブログ「基本的にソニーが好き」様より。  実は、このTap21、過去にこのブログでちょっとだけ取り上げたことがあります。 VAIO株式会社が始動しましたね(2014/7/6) 当時の記事では、SONYが手放したPC事業を、VAIO株式会社が継続することになり、このTap21のような個性的で、VAIOらしいモデルがリリースされることを期待する内容でした。 当時、私はこのTap21を高く評価しています。 当院のナースステーションは手狭です。PCをドンッと置いてしまうと、それだけでスペースをつぶしてしまうので、ノート型を希望する病棟が多いのです。一方で、ノートにしてしまうと作業効率が落ちます。その点でこのTap21はデスクトップの作業性と、ノートPCの可搬性を両立したPCとして、それまでにない魅力的な製品でした。 また、バッテリーを積んでいるということは、急な停電時でも、UPSナシで安全にシャットダウンができます。これは、我々システム管理者にとっては地味にうれしいポイントです。