OUTLETに登場して注目を集めているVAIO Tap21


SONY時代のVAIOが、突然ソニーストアで販売されました。

機種は、VAIO Tap21。「デスクトップ」の一言でくくってしまうのは、なんか違う気がしますが、分類すれば「デスクトップPC」です。

PCの仕様や金額は、ソニーストアのサイトをご覧ください。

さて、このTap21の再販、ネットでは少し盛り上がっているようです。最初に発売したとき(私の記憶では、2012頃だったと思います)は、なんかパッとしないというか、あまり評価されていなかったように思います。

今回のTap21の再販では、59,800円(税抜き)という金額が注目を集めています。
MicrosoftOfficeが入っておりませんが、Photoshop Elements12、Premiere Elements12が入って、Corei5を搭載したPCがこの金額であれば、確かにお買い得です。
また、おもしろいことに、ネット上では、これを使い倒すためのハックをよく見かけます。

「VAIO Tap 21」のメモリーを増やして、HDDをSSDに換装してみよう。
VAIO Tap 21」のmSATAとSATAを同時利用して、ツインドライブにできるか実験してみた。 
ブログ「基本的にソニーが好き」様より。
 実は、このTap21、過去にこのブログでちょっとだけ取り上げたことがあります。
VAIO株式会社が始動しましたね(2014/7/6)
当時の記事では、SONYが手放したPC事業を、VAIO株式会社が継続することになり、このTap21のような個性的で、VAIOらしいモデルがリリースされることを期待する内容でした。

当時、私はこのTap21を高く評価しています。
当院のナースステーションは手狭です。PCをドンッと置いてしまうと、それだけでスペースをつぶしてしまうので、ノート型を希望する病棟が多いのです。一方で、ノートにしてしまうと作業効率が落ちます。その点でこのTap21はデスクトップの作業性と、ノートPCの可搬性を両立したPCとして、それまでにない魅力的な製品でした。

また、バッテリーを積んでいるということは、急な停電時でも、UPSナシで安全にシャットダウンができます。これは、我々システム管理者にとっては地味にうれしいポイントです。

というわけで、当時このTap21に高い関心を持って、一つの病棟で導入テストを実施しました。現場からも予想通り良好な評価が得られたことで、まさにこれから病棟のPCを入れ替えようと思っていたところに、「SONY、PC事業から撤退」のニュース。

あのときは本当にガッカリしました。

結局、Tap21の採用は諦めて、普通のノートPCでリプレイスしました。

再販されたからといって、このモデルが一定期間供給されるなら良いのですが、今回のように降って湧いたうな再販では、法人で導入するのはなかなか難しいでしょう。

  • ノートPCよりも一回り大きいディスプレイ&キーボード
  • 簡単に持ち運べる機構
  • 無線LAN搭載
  • バッテリー搭載
こんなPC、どこかのメーカーで(安く)製品化してくれないかな~。




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