患者さんの視線とサインの高さ

サイン改修のプロジェクトが始まり、素人の私は、多くのことを企画外社さんから教えていただきました。
その中でも、真っ先に教えられたのがこのことです。

一口にサインといっても様々ですが、まずは、よく見かけるものを設置場所で分けてみます。。
()の中はGoogleの画像検索のリンクです。

注目してほしいのは「高さ」です。

基本的に、遠くから見ることを前提にしたサインは高い位置に、近くで見るサインは視線と同じか、場合によってはさらに低い位置に設置します。

例えば、まず病院に入ってエントランスから、ザックリと目的地を探す場合は、「天吊り」が有効です。

一方、エレベータの前などは目線の高さに合わせます。

さらに、医療機関に訪れる多くは、ご年配の方です。
高齢になると、どうしても視力・視野ともに低下し、姿勢の変化もあって、高く遠い場所には視線が届きにくくなるのだそうです。

当院では、採用しませんでしたが、床にサインを貼るのも有効であるとのことでした。




コメント

  1. サインの高さは非常に重要だと改めて考えさせられました。当院でも床への案内表示は許可が下りませんでしたが、来院患者の年齢を考えると効果的なのかなと感じています。一方で他施設に行った際に見ているにも関わらず、天吊は当院では使っていないことに気付かされました。安全面をクリアして医療安全室を説得できれば、もう少し当院もわかりやすい表示に改善できるのではと思いました。

    加えて、サインもピクトグラムにするのか文字で示すのかも考える必要がありそうですね。

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