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Xperia TabletのWi-Fiモデル出荷完了のお知らせ

少し古い話なのですが、SONYのハイスペックandroidタブレット、 Xperia Tablet Z4のWi-Fiモデル が出荷完了とのお知らせ。 Xperia Tabletの現行Wi-Fiモデル出荷完了(2016/2/1 『店長のつぶやき日記。。。』より) ネットでは、「事実上の、SONY、タブレット撤退」という情報が多く目につきます。 じつは、あまり多くを書けないのですが、当院のベッドサイドでテレビに置き換えてタブレットを採用する計画がありまして…。 何社かと打ち合わせしているのですが、そのうち1社がこの、Xperia Tablet Z4でご提案いただいています。 このブログで何度か書いていますが、ワタクシ、大のSONYファンでして、今回のコンペでなんとかXperia Tablet Z4のベンダーさんを採用したかったのですが、これはイタい…。 ベッドサイドにタブレット ちなみに、この「ベッドサイドにタブレット」の話、かるく触れておきます。 現在、ベッドサイドで使っている液晶テレビがだいぶくたびれてきているので、そろそろリプレイスの時期。そこでこんなアイディアが…。 「ホテルのテレビみたいに、『お知らせ』のコンテンツを流せないか」 なにを患者様にお知らせするかというと、 緊急時の避難経路 保険証の確認 Q&Aなど ちょっとしたことだけど、知っておいてほしいことを、強制的に流すことができないかと。 すると別のアイディアが… 「もし、オリジナルコンテンツが流せるのなら、患者様用の教育ビデオを流せないか」 なるほど。 たしかに、薬品メーカーさんが提供してくれるDVDにはクオリティの高いものが多く、種類も豊富。 一方で、困るのは大量のDVDの管理。 youtubeを使うように動画コンテンツを簡単に管理、再生できるなら…。 そして「タブレットなら…」のアイディアにたどり着いたわけです。 この件は、具体的に動くのはもう少し先のことになりそうです。 また改めて書きたいと思います。 瀕死のTablet Z(私物) ここからは、プライベートの話です。 ワタクシ、自宅でも Xperia Tablet Z を使っていました。

医療期間のWebサイトに「ご意見」フォームはありますか

当院では、患者様のための「ご意見箱」を設置しております。 この「ご意見箱」、医療期間によって名称は「患者様の声」、「投書箱」などいろいろな呼び方があると思いますが、多くの病院が設置していると思われます。 当院では、院長・副院長をはじめ経営に近いメンバーだけで開く定例会議があるのですが、この会議でご意見箱に寄せられる投書への対応が毎回話し合われているそうです。 (私は、この会議に出ていないので、事務長から話を聞くだけです) Webサイトにご意見フォームを設置してみるか? と、そこで思うことがあります。 リアルのご意見箱だけでなく、Webサイトにもご意見フォームを設定したみたら…。 本当に真摯に患者様の声に耳を傾けるなら、この時代ですし、ネット経由のチャネルも必要なのではないかと。 誹謗中傷が増えるかも しかし、ネットに窓口を設けることによって、建設的でない、誹謗中傷のたぐいも寄せられるのは、想像に難しくありません。 私個人の意見としては、誹謗中傷を避けるために、コミュニケーションの敷居を下げられないことの方が医療期間にとって不利益なのではないかと思います。 ネット社会に流れる多くの情報に、イノベーションのきっかけになるものから、取るに足らないものまで、あるあゆるレベルのものが混在していることはいうまでもありません。 それを見分けるスキルを磨けば良いと思うのですが…。 意外に少ない、医療期間のご意見フォーム より幅広い患者様のご意見を聞くために「ご意見フォーム」を設けるか、心ない投稿を避けるため今のままにするか、悩むところですが他の医療期間はどうしているのでしょう。 近隣の医療期間のWebサイトを思いつくままに調べたのですが、意外にもこういった窓口を設けているさいとは見つかりませんでした。 範囲を広げても全然見つからないので、いっそGoogleで「病院 ご意見」、「医療期間 問い合わせ」などのキーワードで検索。 すると、関西方面の大学病院にいくつか見つけることができました。丁寧に探せばあるのでしょうが、それにしても…、少ない。 ここまで少ないと、なにか致命的な問題…、例えば法的な規制であったり、あるいは以前に大きなトラブルがあったなど、私の知らないことがあるのかも…。 と

東日本大震災から5年、当時を振り返る

あれから5年経つんですね。 私は当時、現在勤めているのとは別の医療機関で勤務していました。 このブログでは素性を伏せて書いておりますが、この記事を書くのに最低限、関東圏に居住しており現在勤めているのも、以前勤めていた病院も関東圏だということだけ記しておきます。 地震が発生したときのことは今でもハッキリと覚えています。 当時、院長が15:00からの外来診療に出る前の30分ほど、ほぼ毎日二人で打ち合わせをする時間になっていました。 その日も、いつも通り忙しくあれこれと打ち合わせをしている中揺れが始まり、私はそのうちおさまるだろうと、資料の説明を続けました。 しかし、院長が「これは大きい、普通じゃない…」と言って、二人で顔を見合わせたのをハッキリと覚えています。 院内を一通り回って気がついた被害は、壁に掛けていた絵画が落ちていたこと、エレベータが止まって動かなくなったことくらい。 幸にも、落ちてきた画でケガをした人もいなく、エレベータも空だったことがわかり、たいした被害はありませんでした。 (数日後に、外壁に一部破損が見つかりましたが) たいへんだったのは、その後の輪番停電の対応。 我々の地域は、輪番停電の指定になり、外来の予約のやりくりや、職員の勤務調整など、まったく予定が立たない日々が続き、精神的にも肉体的に疲労しました。 そして、事務長として、減収が経営に与える影響を推測し、対応策を考えることに追われました。 今日、どうしても綴っておきたいことがあります。 それは、医療従事者の使命感。 あの時ほど、病院が単なる労働力の集まりではないことを痛感した日はありません。 医療以外の職に就く人ももちろんいろいろな思いを抱いていると思いますが、やはり医療という職に就く人の志は尊いものがあると思いました。 全ての職員が、自分の家庭もたいへんだろうに、なんとか出勤して職務を全うする姿…、身内ながら心を打たれたものです。 現在の私の仕事は、データの分析が大きなウエイトをしめます。 データ分析の仕事は、あらゆる現象を論理的に解明することに夢中になってしまうことがあります。 いままで幸運にもそれで現場の職員の心を傷つけたことはありません(と思います)が、今後もデータだけに偏ることのないデータ分析を心がけたいと思います

データ活用のアイディア、部署により温度差

最近、データ活用の話題ばかりになっています。 電子カルテのデータを使って病院の運営に貢献したい、ということで始まったプロジェクト。 院内で「データ活用」が少しずつ盛り上がりを見せている中、今、ホットな話題は「どんなプラットフォームを使うか」。 お金をかけなくてもできないことはない、しかし、それなりのことをやるには、それなりの環境が必要…ということで、DWH(データウェアハウス)システムの導入を画策している私。 高額なDWHを導入してもらうためには、それを使い倒すための「アイディア」を多く集めて、院長に掛け合いたい。 先日、 「データ活用」の勉強会 を開催し、改めて院内の意識を刺激し、現在は、各現場を回って、データ活用の具体的なアイディアがないか、ヒアリングをしています。 前置きが長くなりましたが、今日はヒアリングの中で感じることを書いてみます。 反応はおおむね良好 ヒアリングは、全体の2/3くらい消化して、あと1/3はこれからです。 ここまでヒアリングした部署の反応とその割合はこんな感じです。 積極的な意見:「絶対ほしい、アレもコレもやりたい…」 → 7割 慎重な意見:「確かにあれば便利だけど、金額次第かな…」 → 2割 消極的な意見:「ウチの部署は、統計といってもあんまり…」 → 1割 ところで、ここだけの話ですが、じつは私、今回のヒアリングを通して、対象者を「観察」をしています。 ヒアリングの対象者は各部署の所属長。 私は、この病院に入って、まだ4年ほどです。さまざまな部署の所属長と一緒に仕事をさせてもらった一方、中にはまだよく知らない人もいます。 「よく知らない」といっても、「たぶん、こんな人かな…」とイメージはあるわけで、今回はそれを確かめる良い機会になりました。 積極的な意見の人 DWH導入を画策している私としてはたいへんありがたい存在です。 話を聞いていると、やはり手作業のデータ集計が、病院の至るところで行われていることを実感します。 また、「実績を集計したりいろいろやるべきことはあるが、じつは日常業務に追われて手つかず…、どうしたらいいんでしょう!」と、さながら「懺悔」のムードになってしまったことも…。 多くの人が、いろいろな課題を抱えながらも現