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ノイズキャンセリングハイレゾ対応ヘッドフォンMDR-NC750、その価値見いだせず(個人的感想)

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今日は、個人的な趣味の話です。 医療機関の経営企画の話とはまったく関係ないので、ご了承ください。 Xperia Z5を昨年(2015年)10月に購入し、それから間もなく、ノイズキャンセルとハイレゾ対応の二つの機能を併せ持つヘッドフォン、MDR-NC750を手に入れました。 納期1週間以上のヘッドフォン、MDR-NC750 (2015/12/9) 家電店の試聴コーナーで体験し、すっかりハイレゾの音質と感動した私。 そして、以前から興味があったノイズキャンセル機能が両立されているということで、期待していたヘッドフォン。 当時の記事は、こんな言葉で締めくくっています。 「待たされた甲斐があった」と言わせるような製品であってほしい。 あれから半年以上が経過していますが、突然見かけたMDR-NC750の紹介記事。 魅惑のXperia周辺機器 ― 第13回 ハイレゾ&ノイキャンのヘッドセット「MDR-NC750」(ASCII.jp 2016/8/7)   なぜ今、リリースから半年以上した製品の記事なのかわかりませんが、これも何かの縁と言うことで、すこし購入後の感想を書いてみます。 最初に書いてしまいますが、良い評価ではないので、あくまで私個人の感想として読んでください。 ワイヤレス慣れしたヘッドフォンライフに、久しぶりのタッチノイズ 「なにを今さら!」と言う声が聞こえてきそうです。 もう何年も、ワイヤレスのヘッドセットを使っている私。 今使っているのは、SONYのSBH50と、ヘッドフォンは同じくSONYのMDR-EX90SL。 古くは約30年前のワイヤレスウォークマン(カセットテープ)から、ディスクマン(CD)と、ワイヤレスを愛用してきました。 その後、DAT(知っている人いるのかな?)と、MDウォークマン、一時期大量に出回ったmp3プレーヤーでは、ワイヤレスを使うことはありませんでした。 そしてスマートフォン時代が到来、Bluetoothのヘッドセットが世に出てからは、その使い勝手の良さが身にしみ、そこそこのペースで買い換えながら使っています。 スマホを手にしてからは、どっぷりワイヤレスの環境に慣れてしまっていたのに、今回、ハイレゾとノイズキャンセルに踊らされて、ワイヤ

楽天マガジン登場、dマガジンからの乗り換え検討中

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インターネットと「定額サービス」は相性が良いのか、音楽や動画、記憶に新しいところでは、amazonのkindle unlimitedの国内サービス開始と、定額サービス花盛りです。 そんな中、雑誌の読み放題サービスでは、docomoの「dマガジン」が頭一つ抜けている感じがしていましたが、このたび強力なライバルとして、「楽天マガジン」がリリースされました。 楽天、定額制読み放題サービス「楽天マガジン」開始……11ジャンル約200雑誌(RBB TDAY 2016/8/9 ワタクシ、dマガジンを長く愛用しています。 当初は、ロードが遅く、「実用に耐えない」と当院で取引しているdocomoの担当さんに、ぼやいていましたが、最近はすっかり改善されて、実用上まったく問題ありません。 また、当初はiOSとandroidのみ対応でしたが、最近はブラウザにも対応してPCでも快適に閲覧できるようになり、ますます手放せないサービスとなっていました。 しかし、今回登場した楽天マガジン、使い勝手はまだわからないものの、取り扱っている雑誌のラインナップは、dマガジンよりも充実しているような気がします。 この原稿を書いている8/10現在、dマガジンにあって楽天マガジンにない、あるいはその逆もチラホラ見かけます。 もちろん、どの雑誌が重要かは個人の嗜好により左右されるわけですが、私が楽天マガジンに惹かれているラインナップの一つが、「Web Designing(マイナビ出版)」。 当院のWebサイトの管理は私の仕事の一つなのですが、デザインのアイディアはこういうソースで勉強することが多いです。 あとは、カメラの雑誌が楽天マガジンの方が充実していますね。 CAPA(学研プラス) デジキャパ(学研プラス) カメラマン(モーターマガジン社) 写真撮影も私の仕事の一つなので、趣味をかねて日々勉強中なのです。 他に「ビデオSALON(玄光社)」とかやってくれるといいんですけどね。 その他、純粋な趣味の分野では車とサッカーの雑誌が充実しているのも、楽天マガジンのラインナップの魅力の一つです。 ソフトウェア・プログラミングなどの雑誌も期待していましたが、さすがにそれはありませんでした。

取材対応も、経営企画室の仕事です

経営企画室に異動してからの私の仕事の一つに、当院が対応する取材のマネージメントがあります。 そんなに規模の大きい病院ではありませんが、たびたびメディアから取材を受けることがあります。 発信する情報が管理できない そんな中、院長をはじめ経営幹部の頭を悩ませていたのが、病院が発信している情報が把握できない、と言う問題です。 院長が直接取材を受ける時は問題ないのですが、例えばある部署や、特定の医師が取材を受ける場合、そこで何を語っているのか管理できていません。 さらに、取材対応する職員が責任を持ってしゃべってくれれば良いのですが、確認をとらずに発信してしまいトラブルになることも。 「極秘情報が流出する」みたいな深刻なものはこれまでありませんが、例えばデータが少し古かったり、役職名が間違っていたりすることがしばしば…。 取材対応を申請制にしました そんなわけで、当院では、メディアからの取材を全て申請制にしました。 専用の書式を制作し、取材申込みの際にメディア側から提示いただくことにしたのです。 それから半年ほど経過して、この制度がすっかり定着したのですが、これが結構面倒な仕事でして…。 文書の校正や、使用する写真を選んだり…、なんといっても一番面倒なのが、インタビューのスケジュール調整と、校正の締め切りを催促すること。 統計や開発の仕事と違って、自分でペースがコントロールできないので、結構ストレスになっています。

人工知能 病名突き止め患者の命救う 国内初か

人工知能 病名突き止め患者の命救う 国内初か (2016/8/4 NHK NEWS WEB より) AIが文字通り人命を救う、素晴らしいニュースだと思います。「仕事を奪われる」など、AIについて否定的な記事を目にすることもありますが、テクノロジーが社会に貢献するのはうれしいものです。 ここ最近、あらゆチャネルで「AI」の文字を見かけることが多くなってきました。 医療業界でもAIに期待するところは大きく、私もいろいろと情報収集しているところでした。 今回は、AIについてのある勉強会に参加したとき思うところがあったので書いておきます。 AIの判断ミスは誰の責任  自動運転の記事でよく見かける「問い」ですね。自動運転で事故が発生した場合、それを賠償するのは、車の所有者(ドライバー)なのか、メーカーなのか。そして、これを整理し実用化するためには、法整備が必要…、と。 これは、医療でも同じことでしょう。AIが診断して、もし誤診だったら…。 この辺の問題は、私には述べられるような知識がありませんので、次に進みます。 あまり影響のない分野から始めてみては AIの判断ミスが致命傷になることを避けて実用化が遠のくのだとすれば…、では、誤ってもあまり影響がないところから始めたら良いのではないかと思うのです。 私が真っ先に思いつくのは、電子カルテのアクセスログの解析です。 以前にこのブログで書きましたが、病院の職員が興味本位で他人のカルテを見てしまうというトラブルがあります。 電子カルテの「不正アクセス」のトラブルは、ニュースなどで時々目にするのですが、当院はどうかいうと、まったく自信がありません。 考えられる対策の一つが、アクセスログの解析なのですが、問題は「なにが正しいアクセスで、なにが正しくないアクセスなのか判断するのがたいへん」ということです。 例えば、「外来の職員が、入院患者のカルテにアクセする」というのは、わかりやすい「NG」のパターンです。しかし、アクセスした外来職員が、入院のきっかけとなった救急外来の職員なら、セーフかもしれません。 というわけで、実用的なアルゴリズムを組むのは現実的に不可能ではないか、となります。 そこでAIを使ったら、どうかと思うのです。