「データ活用」の勉強会開催とその後
「当院でもにわかに活気づいてきたデータ活用」と題して、 前編 、 中編 、 後編 に分けて記事を書いたのが、2~3週間前。 今日は、開催した勉強会のことを書いておきます。 勉強会は、私がデータ活用について語る第一部と、データウェアハウス(DWH)ベンダーさんによる製品説明の第2部で構成しました。 この勉強会を開催する目的は、 「データの利活用のために、プラットフォームに高額なコストをかける必要があるか」 を判断することです。 そして、その判断のポイントは、「有効な使い道がどれだけあるか」というころになります。 強制参加という形はとらなかったのですが、声をかけた人たちは全員参加してくれました。 中には、部署の中堅職員を連れて参加してくださる方も。 賛成・反対は別にして、皆さん、関心はあるのだろうと…。 第一部、私のプレゼンは、だいたいこんな構成です。 電子カルテ導入から3年が過ぎ、なぜ今さら「データ活用」なのか 各部署で独自にデータを溜め込むことの功罪 データ活用事例・アイディアいろいろ プラットフォームによるメリット/デメリット ポイントは、3つめの「データ活用事例・アイディアいろいろ」でして…、最初に書いたとおり、「有効な使い道がどれだけあるか」を募るには、現場の人たちが、「なるほど!ウチの部署でこんな使い方ができるはず…」というイメージを持ってもらわなければなりません。 一生懸命説明しましたが、なにせ時間が限られていたもので…、とイイワケしておきます。 私の話に続き、DWHベンダーさんから製品説明をしていただき、勉強会は終了しました。 さて、今回の勉強会で一番興味を示してくれたのが、糖尿病の先生。 勉強会が終了してからも、かれこれ1時間近くDWHベンダーさんに質問攻め。 糖尿病は、検査データの管理や、検査のスケジュール管理など、データ活用が求められる分野だとは思っていましたが、これほどとは…。 医師がデータ活用推進派になってくれるなら、DWH導入に向けて強力な味方になりますが、導入してからのオーダーがスゴそうです。