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SkypeでMicrosoftアカウントでサインインできなくなり復旧に丸二日

今日は、Microsoftへの不満を少々。 私の近くのある事務系の部署で、部署内の連絡手段としてSkypeを使い始めました。 院内の連絡手段にSkypeを使うことについては、いろいろご意見あろうかと思いますが、ソレはまた別の機会に。 さて、その部署で数名がSkypeを使い始めてから数日、数名から、「なんか、サインインできなくなったんですけど…」ということで問い合わせ。 院内でオフィシャルに導入したものではなく、その部署が自己責任で使い始めたので、私がフォローすべき案件ではありません。 が、とにかくITリテラシーの低い当院で、こういったITツールを利用して仕事を効率使用とする取り組みには大賛成なので、面倒見て差し上げることにしました。 今日は、その中でいくつか思ったことを書いておきます。 IDの不正使用って、こんなにも身近なのか その部署では、部署内のちょっとした連絡・周知にSkype使おうということで、部署の職員全員がMicrosoftアカウントを取得しました。 音声やテレビ電話は想定してなく、あくまでIM(インスタントメッセージ)のみ。 はじめて、部署内でメッセージが一斉に配信されると「おおー!」と声が上がり、そんな彼らをほほえましてく見ていました。 それから1週間は経過していなかったと思いますが、そのうち3人が「Skypeにサインインできなくなった」と。 「パスワードが間違っているのでは…」と軽く考えていたのですが、どうもそうではないらしい。 画面の指示に従って、アカウントの復旧を進めようとすると、正確な文言は覚えていないのですが、とにかく「このアカウントから、複数のメールが大量に発信された可能性がある」とのこと。 つまり、アカウントが不正に使われているのではないか、とのことで一時的に停止されているとのこと。 先にも書いたとおり、アカウント取得してからまだ数日で…、こんなことってあるのでしょうか。 2段階認証を設定したらあっさり復旧 停止しているアカウントを復旧するには、いくつかの手段があると思うのですが、とにかく、「2段階認証が手っ取り早い」と言わんばかりの案内。 登録した携帯電話に認証用のコードを送って、これを入力することで、利用者の特定をより確実なものしようと

SQL Server + Excel VBAにハマっています

この1週間ほど、プログラミングにハマっておりました。 Excelから電子カルテのデータベース(SQL Server)に、ADODBで接続してデータを抽出するやり方は、半年ほど前に成功したのですが、それからというものデータ活用の可能性が飛躍的に広がりました。 電子カルテには多くの集計表がプリセットされているのですが、医療機関によって事情が違ったり、見たいところが違ったりするのでしょう、やはり、重要な資料は自分で作成することになります。 そんな中、私の数少ない問題解決の引き出しの中でも、この「SQL Server + Excel VBA」は、今では最も多用する手法になっております。 SQLでザックリ集計し、VBAで整える 複数のテーブルを結合してデータを構成するのは、リレーショナルデータベースであるSQLにお任せです。 以前は、Accessを使っていましたが、SQL Serverでクエリーを実行するようになって実感するのが、「圧倒的なスピード」です。 そして取得してきたデータを、エンドユーザーである院長・事務長、あるいは現場の職員が見やすい形に整えるのは、Excelの仕事です。 電子カルテメーカーが用意している集計表は、「色気がない」というか、見やすいかどうかは別にして、とりあえず必要な要素を並べました…みたいな。 例えば一定のしきい値を超えていたら、フォントの色を変えるとか、桁数の多い数字を「〇千円」単位にするとか、そういう気配りをすることによって、資料を見る人の負担を軽くできると思うのです。 そしてハマる この「ハマる」という言葉、2つの意味があります。 一つは、文字通りというか、「集中してしまう」ということです。 このブログで何度か書いていますが、私はIT業界の経験はなく、プログラミングなどとは縁のない人生でした。 ところが、SQLとVBAを勉強してから、より良い統計資料を作ろうと奮闘しているのですが、そこで気がついたのが、プログラミングをしている時って、本当に「集中」してしまうのです。 なんか、気がついたら何時間も経ってた…、みたいな。 ふと我に返ると、タスクリストにある他の仕事にまったく手がついていないという…。 そしてもう一つハマっているのが、周りの人に、この「

標的型メール対策には訓練しかないらしい

日常的に見かけるようになった標的型メール 私の周辺でもあたりまえのように見かけるようになった標的型メール。 当院で多いのは、採用人事の問い合わせ用のメールアドレスに、それらしく装ったメールが入ってくるケース。 以前はWebサイトに直接メールアドレスを記載していたので、それが原因だと思います。 不審なメールが入るようになって、問い合わせはすべて専用フォームで受けるように変更、受信用のメールアドレスを非公開にしたのがかれこれ1年ほど前。 それでもこうしたメールが入ってくるのは止まず、むしろ頻度が増えているように感じます。 フィルタリングはできないのか 当院のメールは至ってシンプル、ホスティングサービスのメールサーバーに、メールクライアントはOutlookです。 ところで、あまり大きな声では言えないのですが、私はメールクライアントにGoogleのGmailを使っているのです。 前の職場でOutlookからGmailに乗り換えて、その後今の職場に転職した時に再びOutlookを使ってみると、その不便さに愕然としたものです。 そんなわけで、当時、(元)システム管理者の特権を利用(乱用?)し、自分だけGmailを使い始めてしまったのです。 その後、私の周辺の職員が、「俺もソレ(Gmail)、使ってみたい」と、一人、二人とGamilユーザーが増えてきております。 じつは、このGmailユーザーから、標的型メールを含む、いわゆる迷惑メールの報告が一切入っていません。 それは、強力な「フィルタ機能」によるものだと思われます。 そんなわけで、私自身はこの「標的型メール」にまったく困っていないのです。 さて、それなら全職員にGmailを使わせるかというと、やはり無償のクラウドサービスということで、それはそれで問題でしょう。 なにより、メールのセキュリティ対策は、本来私の仕事ではなく、私が元いた、システム部門の仕事です。 標的型メールには職員教育しかない? そんな中、最近よく聞くのが、標的型メールにだまされないための職員教育のお話しです。 つい先日も、大手ITベンダーさんから、「標的型メール対策の職員教育を商品化しましたのでいかがでしょうか」

日経ソフトウェア11月号、どうやってWebアプリ開発をしたら良いか迷っている人にオススメ

経営企画部門にはいろいろな仕事がありますが、その中でも、一応、本業とも言えるのが「データ分析」の仕事です。 データ分析の仕事をしていると、これをなんとか院内で公開して(もちろん、公開していいものだけ)、広く病院の、また、職員の皆さんの役に立てられれば~、という思いに駆られます。 DWHやBIツールを導入したいものですが、なかなか予算が下りないのは、このブログで何度か書いているとおりです。 ならば、「なんとかお金をかけない方法で…」と、いろいろ検討している中、私が信頼している、SEさんから、「Webアプリを独学で作ってみれば…」などという、悪魔のささやき。 動的なWebサイトを作りたい 実際に、そのSEさんが制作したアプリを見せていただくと、いわゆる「動的」な仕掛けによって、情報がとても見やすくなります。 HTMLで表を作るくらいのことは私でもできます。 ただ、どんな人がどんな目的で見るのか、それによって表の作り方は違ってきます。 例えば外来受診した患者数。ある人は、直近1ヶ月が見られればいい、しかし別の人は1年間で見たい。 1ヶ月を欲している人に、1年のデータを提供するのは…。 一方、1年のデータを見たい人は、月ごとに集計しておいた方がいいでしょう。逆に、1ヶ月のデータを見たい人は、日々のデータの変動が見たいのかもしれません。 これを、プログラムなしの「静的」なページで見せるには、それだけたくさんの種類の表を用意しなければなりません。 こと「データ」を扱うなら、やはりプログラムを仕込んだ「動的」なページがやはり効果的です。 とりあえず勉強してみよう SEさんに言われて以来、ずっと私の中で「Webプログラミング」に対する興味が膨らみ、そして今の私の心境は…。 「とりあえず内緒で勉強して、ダメだったらなにもなかったことにしよう!」 という、退路をしっかり確保した、なんとも弱気な「決心」。 カッコよく、「病院として費用をかけられないのなら、私が開発しましょう!」と言えればいいのですが、ハッキリ言って、ぜんぜん自信ありません。 というわけで、Webプログラミンはあくまで個人的に勉強します。 そして、そんな私の取り組