日経ソフトウェア11月号、どうやってWebアプリ開発をしたら良いか迷っている人にオススメ
経営企画部門にはいろいろな仕事がありますが、その中でも、一応、本業とも言えるのが「データ分析」の仕事です。
データ分析の仕事をしていると、これをなんとか院内で公開して(もちろん、公開していいものだけ)、広く病院の、また、職員の皆さんの役に立てられれば~、という思いに駆られます。
DWHやBIツールを導入したいものですが、なかなか予算が下りないのは、このブログで何度か書いているとおりです。
ならば、「なんとかお金をかけない方法で…」と、いろいろ検討している中、私が信頼している、SEさんから、「Webアプリを独学で作ってみれば…」などという、悪魔のささやき。
動的なWebサイトを作りたい
実際に、そのSEさんが制作したアプリを見せていただくと、いわゆる「動的」な仕掛けによって、情報がとても見やすくなります。
HTMLで表を作るくらいのことは私でもできます。
ただ、どんな人がどんな目的で見るのか、それによって表の作り方は違ってきます。
例えば外来受診した患者数。ある人は、直近1ヶ月が見られればいい、しかし別の人は1年間で見たい。
1ヶ月を欲している人に、1年のデータを提供するのは…。
一方、1年のデータを見たい人は、月ごとに集計しておいた方がいいでしょう。逆に、1ヶ月のデータを見たい人は、日々のデータの変動が見たいのかもしれません。
これを、プログラムなしの「静的」なページで見せるには、それだけたくさんの種類の表を用意しなければなりません。
こと「データ」を扱うなら、やはりプログラムを仕込んだ「動的」なページがやはり効果的です。
とりあえず勉強してみよう
SEさんに言われて以来、ずっと私の中で「Webプログラミング」に対する興味が膨らみ、そして今の私の心境は…。
「とりあえず内緒で勉強して、ダメだったらなにもなかったことにしよう!」
という、退路をしっかり確保した、なんとも弱気な「決心」。
カッコよく、「病院として費用をかけられないのなら、私が開発しましょう!」と言えればいいのですが、ハッキリ言って、ぜんぜん自信ありません。
というわけで、Webプログラミンはあくまで個人的に勉強します。
そして、そんな私の取り組みを知っているのはこのブログをご覧の方だけです。
なにから勉強して良いのやら
じつは、「Webプログラミングを勉強しよう」モードになったのは、最近のことではないのです。
かれこれ半年くらい前から考えていました。
勉強しようと心に決めたものの、なぜ具体的に始められなかったのか、それは、
「なにから勉強して良いのかわからない」
からでした。
Webプログラミングには、じつに多くの言語があります。
その中でなにを勉強すれば良いのでしょうか。
もちろん「難易度」のこともありますが、私が重視しているのは「言語のトレンド」です。
古い言語でも、スタンダードとして末永く使えるであろうものもあれば、先細ってしまうものもあるでしょう。
あるいは、今はあまり知られていなくても、画期的で勢いのある言語もあるでしょう。
勉強に時間と労力、多少なりともお金をかけるなら無駄にしたくないものです。
多くの人が使っていることによって、関連情報が入手しやすい言語、そして習得したことが無駄にならない、長く使える言語を勉強したいものです。
ところが、こういう情報って、あまりないんですよね。
ネットでも書籍でも、ある言語について詳しく解説したものはあるのですが、それぞれの言語についての特徴や、位置づけについてしっかり書かれた情報が見当たらず、現在に至ったのです。
日経ソフトウェア11月号のタイトルが目にとまる
そんな中、ネットの雑誌書店、Fujisan.co.jpを見ていたら、日経ソフトウェア誌の気になるタイトル。
さっそく取り寄せてみると、私向けに企画したのではないかと思えるほど興味深い特集が。
その名も「匠が伝授!Webアプリの作り方が変わった!」
この特集は、ザックリとWebプログラミングの潮流をつかむのに、とても有効でした。
たまに、特集のタイトルに惹かれて買う「日経ソフトウェア」。
いつもは内容の10分の1も理解できず、いずれ書棚に並んでしまうのですが、今回はいい買い物しました。
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