サポートに無駄な問い合わせをしない

電子カルテを導入して2年半になりますが、いまだに初めて使う機能があったり、見たこともないパラメーターをいじったります。

そんなわけで、私が最も連絡を取り合う仕事上の相手と言えば、間違いなく電子カルテベンダーの保守窓口です。

さて、最近、この私の部署のメンバーの1人で、この保守窓口に対する「問い合せ方」が気になっています。

現場から「こういう機能はないのか」、「こういう設定にしてほしい」と連絡を受けると、それをそのまま保守窓口に問い合せているように見受けます。

メールのccを見て、その問い合わせが過去に他のメンバーが解決済みであったことに気づく。
あるいは、現場からの提案よりも、別のアプローチで解決した方が良いことに気づく。

過去に処理した案件を検索するもよし、部署のメンバーに一声かけるもよし、すこし立ち止まって考えてくれれば良いのですが、つまりは、単なる取り次ぎ役になっているのです。


カルテベンダーとの保守契約は定額制になっており、問い合わせが多いから金額が跳ね上がるというようなことはありません。

しかし、料金が変わらないからといって、なんでもかんでも保守に持ち込むというのは、いかがなものか。

保守窓口のリソースは有限であり、問い合わせが多けば、その分バックオーダーが増えます。

我々が無用な問い合わせで保守の手間を増やせば、他の病院が割を食う。その逆もしかり。


その「問い合せ」が必要に迫られたものか、無駄なものか、保守窓口の方にはわからないでしょう。
本当に急ぐ必要があるのか、本当はそうでもないのか、それもわからないでしょう。

これはモラルの問題。

タイミングを見てメンバーに注意しなければなりません…、うーん気が重い。

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