疲れ目対策では、ディスプレイの輝度を下げるのが効果的
当院には、職員の健康を守るための委員会として「衛生委員会」というものが存在します。一定規模になると、どちらの医療機関でも同じような取り組みをされていると思います。 最近、その委員会から我々システム部門に「病院の全PCにフィルターを設置する」という要請が来ました。 電子カルテが稼働して半年以上経過するのですが、「目が疲れる」という声が上がり始めたようです。 ところで、もう20年くらい前、1990年代まではブラウン管のディスプレイにフィルターを引っ掛けているのをよく見たものです。当時私が在席していた病院では、主に東レのフィルターを使っていました。 液晶ディスプレイが主流になってからは、こういったフィルターはお目にかからなくなりましたが、最近は「ブルーライトメガネ」なんてものが流行っているようです。 当院でも、決行このブルーライトメガネ(かどうか、かけている本人に聞いたわけではありませんが、レンズが少し茶色いので、病院でグラサンをかける職員はいないはずなので、そういうことでしょう)をチラホラみかけるようになりました。 ブルーライトのことは実際のところよくわからいのですが、先日、「モダンホスピタルショウ」に言った時に、EIZOのブースで「液晶ディスプレイでもフィルターって必要なのでしょうか」と聞いてみました。 嫌な顔ひとつせず新設に答えてくれた担当者の回答は以下の通りでした。 適切な輝度にする 正しい姿勢で使用する。 ノングレア(つやなし)が望ましい と、こんなところです。 特に、輝度は私自身も意識していて、普段使用しているディスプレイは20%の輝度で使っています。 さて、院内のPCはというと、購入したばかりのディスプレイをそのまま払いだしているので、おそらく100%の輝度になっているはずです。 とくに、夜間の回診では暗がりの中で、まさに「煌々と」光り輝いているのを見かけます。アレは目に良くないだろうと、素人ながらに思うところです。 近く、衛生委員会と話して、まずは「液晶の輝度を下げる」ことから始めようと思います。 ところで、先述のEIZOのご担当の方が、その後私にメールで案内を送ってくれました。 非常にわかりやすくまとまっているサイトなので、リンクを貼っておきます。 EIZOモニターで...