電子カルテの導入から半年、改善作業が終息する気配なし

前回の更新が6/7なので、まるまる1ヶ月が経過してしまいました。

電子カルテを2012年末が稼働し、それまでの導入プロジェクトは本当に仕事が山ほどあって…、それでも稼働すれば少しずつ楽になってくるのかと思っていたのですが、半年たった今、全く先が見えない感じです。

それをブログの更新が滞っている言い訳にしてはいけないのですが、少し分析してみました。

当院は、規模としてはそれほど大きいわけではありません。「中小病院」と言って良い規模だと思います。
大学病院や、私立病院でも地域の中核をなすような大病院とは、医師の数が決定的に違います。そこで、医師以外の職制が、なんとか少ない医師の数をカバーしようと、いろいろな取り組みをしているのです。

もちろん、医師でなければできないことはありますが、医師の仕事を最小限にできるよう、同じデータを他の職制でも確認しておくとか、最後の承認だけで済むようにできる限り周辺の入力作業を済ませておくとか、いろいろな工夫をしています。

すると、看護師や事務員が使う画面で、「アレが表示できないか」、「コレが入力できないか」となるわけです。
電子カルテメーカーさんが通常では用意していない機能を、なんとかするわけなので簡単ではありません。
そういった仕事が日々積み重なって、タスクリストがどんどん長くなっていくわけです。


2014年4月には、保険点数改定を控えているので、それまで万全の準備をしたかったのですが、負われるように仕事をして、あっという間に改定を迎えるのではないかと心配しています。

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