「あいさつできない職員」と「あいさつ運動」
私の個人的な感覚ですが、当院は、職員同士がマメにあいさつする方だと思います。 7年前にこの病院に転職したときは、感心したものです。 しかし、ごくごく一部ですが、あいさつができない職員がいるのも事実です。 「対象との距離」や、「周辺に人がいるかいないか」などの状況にもよるかもしれませんが、面と向かってあいさつしているにもかかわらず、目も合わせず去って行く人が、確かにいます。 もう社会人なんだから…、と思うのですが、本当に困ったものです。 CS委員会の接遇改善活動として さて、当院では「あいさつを徹底しよう」というのが、CS委員会のライフワークになっています。 例年、一定の時期に「あいさつをしましょう」などのポスターを掲示したり、「あいさつ強化月間」などと銘打って、職員を啓蒙しています。 その気持ち、わからなくもないのですが、個人的には、どうかと思っています。 その理由はたった一つ、「カッコ悪い」から。 もう社会人なんだから(本記事2度目)…、私の職場に「あいさつをしましょう」のポスターが貼ってあったとして、お客さんが来てそれを見たら、どう思うでしょうか。 直接介入あり? 当院は保守的な病院なので、「〇〇さんはあいさつができていない」など、個人攻撃は御法度。 それもわかりますが、そういう人にポスターで伝わるのか、とも思います。 「これ、アナタのことですよ」と言ってあげないと、響かないのではないかと。 このレベルの問題を本当に解決したいのであれば、面と向かって本人と話さないといつまで経っても進展しないと思います。 もしかしたら、なんらか理由があって「あえて」あいさつしていないのかもしれないし、そういったことをくみ取るためにも、具体的に介入した方が良いと思うのです。 「あいさつ運動」って… さて、そんな中、CS委員会の新たな取り組みとして、「あいさつ運動」が始まりました。 学校で、先生が校門の前に立って声をかけるっていう…、アレです。 CS委員の職員が待ち構えて、出勤してきた職員に「おはようございます」と声をかけるという…。 それって、早く出勤しているCS委員の人件費はつくのだろうか…? シフト勤務になるか手当がつかなけれ...