再見積もりと言われても…PACSベンダーさん決定まであと少し
ただいま、次期PACSのベンダー選定が大詰めを迎えております。
今回、複数のベンダーさんにオファーして、そのうちの1社に決めるのですが、一応結論が出ていて、いまは最終候補1社のベンダーさんと調整をしているところです。
さて、こうなってくると、「落選」したベンダーさんに、「この度はご縁がなかったということで…」というお話をするわけです。
すると、どのベンダーさんも判で押したように、「金額が合わなかったのなら、もう少し頑張れますが…」という話が返ってきます。
できれば最初からお願いしたい
まあ、ベンダーさんから見れば、可能な限り高く売りたいのでしょう。できれだけ高い金額で売れた方が会社のために、ひいてはご自身のためになるので当然のことです。
最初は余裕のある金額を提示して、様子を見ながら価格を下げていく…、これが駆け引きというもの。
しかし、私はこの手の、Aの方が安ければBに、Bが安くなったらAに金額を提示を求める価格交渉は、あまり好きではありません。
基本的に一発目の見積で決めます。時間の無駄ですしね。
「最初から本気を出さない」イメージ
私の流儀は別にしても、実際に再見積を何度もやることって、どうなんでしょうか。
当院から見て、「このベンダーさんは、最初からギリギリの金額を出してくれない」というイメージになってしまいます。つまり、提示されている金額よりもう一段先がある、という目で見てしまいます。
特に今回の「PACS」については、多くのベンダーさんが、モダリティ(検査機器)のベンダーさんでもあり、PACSが契約に至らなくても、モダリティでお付き合いが続いていくわけです。
駆け引きするベンダーさんであるというイメージは、今後の取引にも影響するのではないかと、こちらが心配してしまいます。
と、いろいろ書きましたが、取引に至らなかったベンダーさんには、本当に気の毒に思います。
どんなに手間をかけてプレゼン資料を作っていただいても、デモや質疑応答で時間を割いていただいても、当院が契約できるのは1社のみであり、その他のベンダーさんには、1円もお支払いしません。
機能紹介や見積合わせの打ち合わせで、こちらも大いに勉強させてもらっているのに。
もちろん、それは「営業費」として、製品のコストに含まれているのでしょうが、他社の分も含めその営業費を改修できるのは1社のみ、という現実に、なんとなくアンフェアな気がしてしまいます。
そんな悶々として思いを抱えながらも、ベンダーさんの最終決定まであともう少しがんばります。
コメント
コメントを投稿