HP製PCのファクションキーのモード逆転

経営企画室で、システム関連の業務を抱えるようになってから、体感で8:2くらいでシステム関連の業務に時間を割いている印象があります。

私自身は8:2ですが、部署全体で見たら9:1か、もっとかもしれません。

それくらい、システム関連の業務は課題がやまず皆に加え、「待ったなし」が多いのです。

事務長から、システム部門を見るよう打診があった時に、どうしてもシステム関連業務が多く泣てしまうだろうと予想していましたが、これほどとは…。


というわけで、今日の話題もシステム関連です。


当院では、ここのところHP製のPCを購入する機会が増えてきました。

HIS系、電子カルテに使用するPCは、電子カルテベンダーさん経由で、DELL製のPCを使ってきたのですが、昨今の流通問題から、HP社のネット通販で購入することが多くなっています。

そうして、HPのPCを配っている中で出てきたのが、記事のタイトル「ファンクションキーのモード逆転」です。

「PCがLANにつながらない」という問い合わせが複数あり、対応した職員によると、「PCが『機内モード』になっていた」とのこと。
機内モードは、無線LANの機能をキャンセルしてしまうので、当然LANにつながらなくなります。

最初は、誤操作で「機内モード」になってしまったのだろうと考えていたのですが、次第に同様の問い合わせが増えてきました。

そこで気づいたのが、最近のHP製PCは、ファンクションキーが、音量の上げ下げや、画面の輝度などの機能がデフォルトになっていることです。

HP PC - ファンクションキー(f1~f12)の機能について(HP社Webサイト)


これまでは、この手の機能を使うときは、「fn」と書かれているキーやボタンを押しながら、あるいは、押してから使うことがおおかったのですが、最近のHP社はこれがデフォルトです。

何も知らない現場の職員は、今まで通りの捜査をしているだけで「機内モード」にしてしまっていたということです。


それにしても、ファンクションキーは、日本語を扱う以上、頻繁に使用するはず。

納品済みのPCについては、BIOSで設定を元に戻し(?)ましたが、これは明らかに「改悪」ということで、HP社に問い合わせたところ、

  • 確かに漢字変換には不便だろう
  • しかし、グローバルでは従来のファンクションキーはほとんど用途なし
  • ということで、デフォルトで「機能」を有効にしている
とのこと。

私ではなく部署の職員がHPに電話して聞いてくれたのですが、これを聞いてなんともモヤっとした気持ちになりました。

他のベンダーさんのPCははたして同じなのでしょうか。
今後は、購入の前によく調べてみようと思います。

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