ディスプレイのフィルターをやめて、輝度を落とす

少し前に「液晶ディスプレイにフィルタを設置することになりました」という記事を書きました。

それが、急転直下で、「とりあえず、ディスプレイの輝度を落とす」という方針に変わったのです。

私自身は、フィルタの効果に懐疑的で、コストと貼る手間を考えると、得策とは思っていませんでした。液晶の輝度を調整すれば、疲れ目もぐっと楽になるはず…、と思っていたのですが、病院の上層部からは、「フィルタはまだか」とたびたび催促があり、なかば諦めていたところです。

それが、検討会議の中で、通常のディスプレイと、フィルタを貼ったディスプレイ、そして輝度を落としたディスプレイを並べて実演してみたところ、「これだったら、高いお金出してフィルタ買わなくても…」という意見が相次ぎ、一命を取りとめた?ところです。

どうも、ディスプレイを暗くする=見づらくなる、というイメージが先行していたようで、まさに百聞は一見にしかず、という、勇気を振り絞ってプレゼンして、ほんとに良かったです。

今では、「フィルタで固定的に調整してしまうより、病棟などでは、日中と夜間帯で周囲の明るさが変わるので、手元で調整できた方がいい」、なんて意見も。

それからは、「早く、輝度設定の操作方法を配布しろ」と煽られているところです。

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