年度がわりは、保険改正以外にもいろいろな仕事があります

年度またぎの1周間は、雑多な仕事が多く、なんともいえない疲労感が残りました。

以下、この1周間でやったこと。

【保険改正・消費税変更】
ずっと前から取り組んでいたことなので、この1周間でやっていることは、実際に稼働してみて発生する問題を潰す作業ですね。
カルテメーカーさんが提供したプログラムにいわゆる「バグ」があったり、こちらで設定したマスタが思わぬ動きをして設定にミスがあったことに気づいたり…、バタバタとやってます(進行形)

【新入職員のユーザー登録】
新入職員が電子カルテが使用できるよう、ユーザー登録します。
事前にある程度準備できるのですが、部署によっては、直前にならないと配属が決まらない…、なんてことがあります。
ひどいのは、大学の医局から派遣されてくる非常勤の先生です。本人が来ないとわからない、つまり当日先生が来たらその場で登録するのです。

【非常勤医師の操作説明】
そして、初めて当院で診察する先生には、外来診察に出る直前に操作説明をします。今どきの先生方は、電子カルテは大学でも使いこなしているので、メーカー固有の特徴を説明すれば、すぐ使いこなします。当院で使用している薬剤や、入院申し込みの細かいルールなどは、現場のスタッフがやってくれます。

【導入オリエンテーションの準備】
看護部などの大所帯の部署では、OJTではなく、集合研修で電子カルテの使い方を説明します。
その時、意外と面倒なのが、テスト用のデータを作っておくことです。ダミーの患者データは、もちろん使いまわしなのですが、各部署の電子カルテ委員がいろいろとテストで使うため、中にはすぐに使用できないこともあります。そんな患者データをキレイ?な状態にしておきます。
その他、入院の処理をするために、ダミーの病棟の空けておきます。そして、準備した患者データに入院申し込みをしておきます。
なにせ数が多いので、この処理だけで1日がかりだったりします。

【セキュリティの講習】
新入職員全体のオリエンテーションの中で、我々システム部門は情報セキュリティについて、講義を行います。
最近少し落ち着いてきましたが、一時期「バカッター騒動」なんてものがあったので、今年は特に、SNSやブログの利用について力を入れて説明しました。

【新任医師のPC手配】
新しく着任された先生のIT環境を整備するのは、結構な手間がかかります。
中には、個人持ちのPCやメールアドレスを使いたいとか、注文もさまざま。病院支給のものは、スペックがショボイ(この点は同情します)ので、先生も嫌なのでしょう。
それでも、無理を言ってお願いすると、いろいろなデータを「移しておいてくれ」なんて頼まれます。

と、こんなことをしているうちに、あっという間に新年度も1周間が過ぎてしまいました。
少し落ち着いてきたので、また明日から頑張ります。

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