モダンホスピタルショウで、仮想化技術に確信

7月16日~18日に東京ビッグサイトで開催された国際モダンホスピタルショウ2014、このブログをご覧になっている方は、足を運んだ方が多いのではないでしょうか。

思い起こせば、私が初めてホスピタルショウを訪れたのは、’90年台の初め頃だったと思います。病院の購買部門に配属された私は、医療機器の担当になることも多く、職場の課長から、「行ってこい」と命令され、(当時は)池袋のサンシャインに行ったのです。

ホスピタルショウの会場を訪れるたびに、昔のことを思い出します。
そして、出展内容にどんどんITの要素が強くなっていることを感じます。

私の記憶に残っている’90年台のホスピタルショウといえば、まだ電子カルテが登場する前だったと思います。会場で目立つのは、温度板ホルダーやカルテファイルなども含め総合的にデザインされたナースステーションのファニチャー関係、自動でファイルが仕分けられるカルテ棚、クリーンベンチや滅菌器、あとは、ユニホームなんかが多く展示されていたようなイメージがあります。

それが、今では大規模で派手なブースを出店しているのは、ほとんどITベンダーさんだったりします。
こういった光景をみるたびに、医療業を営むことの中で、適切なIT投資とその運用がいかに重要かと思うばかりです。

個人的には、最近気になっていた2つの仮想化「サーバーの仮想化」と「仮想デスクトップ」が、確信になったというか、もう、時代はこの方向なのだろうと思いました。
当院でも、今後は積極的に検討していきたいと思います。

あとは、健診関連の出展が多かったような気がします。内容を見ていくと、単純な効率化だけでなく、健診を「サービス」として高めていくというか、そんな出展が増えたような気がします。
その中でも、ある説明員の方が、「必要に迫られる『診療』と違って、『来てもらう』にはそれなりの工夫が必要」とおっしゃっていたのが印象的でした。

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