液晶ディスプレイにフィルタを設置することになりました

電子カルテ導入から半年が経過し、いろいろと改善要求が出てくるものです。
その中に、「目が疲れるからフィルターを設置してほしい」という要望があがってきました。

たしかに、PCのディスプレイを見ている時間は、電子カルテの導入前とは比較にならないほど長くなっているので、意見はごもっともです。

ブラウン管のディスプレイを使っていた時代は、フィルターを設置するのを見かけましたが、最近はあまり…、と思っていたら、ちまたではJINS PCなるものが、売れまくっているらしい…。

結局、院内で検討した結果、全てのディスプレイに、ブルーライトをカットするフィルターを設置することになりました。

現在は、市場調査をしているところですが、調べているうちにゾッとしてきました。

【貼る手間】
ブラウン管の時代は、ディスプレイに引っ掛けるタイプのものが多かったのですが、ネットで探してみると、「貼る」タイプのものばかりなのです。
おそらく、ブラウン管は湾曲しているため、シワになってしまうことから、事実上「貼る」ことはできなかったのでしょう。
スマホに保護フィルムを貼る時の緊張感を考えると、PCのディスプレイに貼ることがどんなに大変なことか想像できてしまいます(悪い意味で)。メーカーのウェブサイトを見ると、ご丁寧に、「液晶専用クリーナーやエアダスターを用意するように」なんて書いてあります。
ノートPCで15.6インチ、デスクトップPCでは24インチこれらがトータルで数百台。
システム部門の人員を総動員(というほどの人数でもないですが)しても、何日いや何週間かかることやら。

【コスト】
サイズにもよるのですが、1枚あたり7,000円~10,000円するのです。数百台用意するということは…。


今思えば、導入の時に貼り付けてしまえば、画面がきれいな状態で、しかも、現場ではなく落ち着いた環境で作業できたのだろうと考えます。

これから、電子カルテを導入する方は、ぜひご検討を。

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