Webプログラミングの勉強始めました

今、医療機関のシステム部門で仕事をされている方、また、それに関わる仕事をされている方は、保険改正の仕事で、日々過酷な生活を送っておられるのではないでしょうか。
当院では、電子カルテを導入してから、初めての大規模改正です。ある程度予測はしていましたが…、とにかくガンバルしかありません。

そんなビッグイベントがあっても、日常業務は動いているわけで、「改正で大変だから後回しにしてくれ」なんで言い訳が通用するはずもありません。(たまにダメモトで言ってみたりしますが)

さて、そんな忙しい日々ではありますが、また一つ新しいことに取り組もうとしています。

表題にもある通り、Webの技術を使って、HIS上で情報共有を促進しようと考えています。

経緯はいろいろあるのですが、当院で採用した電子カルテでは、ちょっとした情報でもメニューを手繰って行って開かないといけないので、Webサーバを介して簡単にアクセスできないものかと考えはじめたたのです。

用途は、主に予約関係です。予約をともなう検査や、リハビリなどでは、キャンセルが発生すると売上がその分減少します。
ホテルやレストランと違って、キャンセル料を取るような業種ではないので、「キャンセル」については、どこの医療機関さんでも困っているのではないでしょうか。
私は、過去に歯科の経営を担当していたことがあるのですが、その時は本当に深刻な問題でした。

電子カルテのシステムで予約管理をしているので、このデータを公開することができれば、キャンセルで空いた予約枠に、臨時のオーダーを入れられるのではないか、と考えています。

ただ、電子カルテのインターフェイスが重いのです。メニューから予約サーバーを起動して、目的の検査項目を指定して…、なんてことを現場の人達にしてもらうわけにいきません。

そこで、Webサーバーを立て、SQL Serverのデータを直接見に行き、結果をリアルタイムにHTMLで表示する仕組みをつくろうと考えています。

じつは、このたび2014年度のシステム部門の年間目標として、「データの二次利用を推進すること」を掲げております。
勉強しなければいけないことが次から次へと増えますが、コツコツと取り組みたいと思っています。



コメント

このブログの人気の投稿

GoogleのAutoDraw、ピクトグラム作成に使えそう

旧字体や外字は使用できません

患者さんの視線とサインの高さ