iPadを使ったプレゼンに感心

先日、当院で新しい施設を建設するための打ち合わせがありました。
打ち合わせの中心に、今回ご担当いただく設計士の先生がいたのですが、その先生、iPadを使ってプレゼンテーションを始めたのです。

今回の記事は、プレゼンの中身ではなく、プレゼンそのもの話です。

私にとって、iPadなどのタブレットを使ったプレゼンは初めてでした。
最初は、こんなふうに思っていました。

  • たしかにiPadだったら、持ち運びが軽くていいだろう。
  • でも、資料はPCで作っているはずだから、コンバートするのが面倒ではないか。
  • 専用のコネクタが必要になるのは面倒だな。
と、とりたてて驚くこともなく、淡々とプレゼンは進んでいきました。

ところが、工期のガントチャートを表示したところで、思わぬ感動が…。

1枚のスライドに、これからの2年余りに渡る全工程が入っているものだから、全体を見渡すには良いのですが、今月、来月の話をするには表示が小さすぎるのです。

案の定、話題は「全体の話」から、「直近の課題を議論する」ことに…。
すると、サッと画面をピンチアウト(つまんで広げる操作)して、今月と来月の部分を拡大したのです。位置がずれても、指先でサッと整えて、そのまま議論に入りました。
しばらくしてまた全体の話になったら、サッとピンチイン(つまんで狭める操作)で、全行程を画面に表示しました。
全体のイメージもつかみやすく、ディスカッションの流れを止めることなく、そのまま各論にも入っていける。

「これは、アリだな」
と、感動してしまいました。


ところで、私がメインで使っているPCは、SONYのノートPCで、タブレットスタイルでも使えるタイプなのです。
以前にSONY、PC事業から撤退!の中、VAIO Fit13A レビューという記事で、その評価を書きました。
その時の結論としては、「今後、タブレットとしての使い道がどれだけあるか」と締めくくったのですが、その後タブレットとして使った回数は正直言って「0回」。ノートPCとタブレットは、まだ別々に考えたほうが良いという思いが日に日に強くなっていました。はっきり言って、ノートPCで良かったと後悔していました。

設計士の先生のプレゼンを参考に、私のVAIOにも、新しい魅力が見つかるかも。

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