GoogleのAutoDraw、ピクトグラム作成に使えそう

先日Googleが、「AutoDraw」なるサービスをリリースしました。

Googleによる自動描画で絵が下手でもきれいにお絵かきできる「AutoDraw」がリリースされたので使ってみた(Gigazine 2017/4/12)
 「自動描画で…」というと、なにか「勝手に書いてくれる」と想像しましたが、実際に使ってみたところ、

  1. 手書きした画(絵)を認識し、
  2. ストックの中から
  3. 類似した候補をえらんでくれる
という仕組みでした。


想像とは違いましたが、その認識の精度から、十分に「AI」感じることができました。

さて、まだ少ししか触っていないのですが、このサービス、「ピクトグラム」の作成に最適なのでは?と思いました。

ピクトグラムの有効性


医療機関のWebサイトで、トップページのピクトグラムを配置するケースを多く見かけるようになりました。

そういったWebサイトを見かけるたび、ユーザービリティとしてとても洗練されていると感心していたところです。

個人的には、もしかしたら画像(写真)よりも、ピクトグラムの方がシンプルな分、ナビゲーションには適していると思っています。(「文字のみ」は論外)

2014年にリリースした現在の当院のWebサイトは、残念ながら「一昔前」のデザイン。
ピクトグラムを配置してリニューアルしようかと思っていたのですが、自分では気の利いたものが描けず…、制作会社に依頼したらもちろんお金がかかるし…、でも、AutoDrawを使ったら、解決するかも…。

ということで、私のつたない絵にお付き合いいただき、作例をご覧ください。
ちなみに、スマホ版もあるようですが、私はWeb版を使いました。

外来診療

最も多くの患者さまがご覧になる、「外来診療」の情報。外来をイメージさせるものとして、聴診器を描いてみました。
↑、これが「聴診器」として認識されるのか、描いた私が???な、この絵。
「マウスで絵を描くこと自体、無理がある」とは、医師にマウスでシェーマを描いてもらっている立場上、口が裂けても言えない。

MP3プレイヤー+ヘッドホン?に見えなくもないが…。

そして認識された候補が、画面上部に横一列に並んでいるのが見えますでしょうか。
その中に、無事、「聴診器」のイラストが並んでいることを発見。

そして選んだのがこちら。↓

入院

入院といえばベッド、ということで、

これはイメージ通りの候補があらわれました。↓

救急

最後、救急です。
↑この絵の意味を認識してくれたのでしょう。
向きが左右逆ながら、「救急車」が候補に挙がりました↓



いかがでしたか。
私個人的には、Webサイトだけでなく、院内の表示に使えそうな気がしているのですが。



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