投稿

サイボウズLive、終了です

これまで長らくお世話になってきたサイボウズLiveが今日で終了します。 本当に長い間お世話になりました。 日々の業務を記録することで、タスクが整理され、そしてなんと言っても、それがそのまま貴重なナレッジベースとして機能するのは、私にとって最適なタスク管理のプラットフォームでした。 また、他の医療機関の方々と運営していた研究会でもサイボウズLiveを使っており、なくてはならないコミュニケーションツールとなっていました。 こんなすぐれたサービスが「無料」で使い続けられるのは、やはり無理があるのでしょう。 広告で収入を上げるか、あるいは、有料サービスへの「入り口」として提供するのが、この手のサービスの常套手段だと思いますが、会社としての「サイボウズ」は、どんなビジネスモデルを描いていたのでしょうか。 広告をまったく表示していなかった(と思う)から、おそらく後者を想定していたのだと思います。 しかし、今回のサービス終了をきっかけに、同社の「Office10」や「Garoon」を試してみたのですが、少し違うというか、私がサイボウズLiveに求めていたものを達成することはできませんでした。 結局、私は別のサービスにタスク管理を移行することを決めました。 ヌーラボの Backlog です。 Backlogは、またの機会に紹介したいと思います。 さらば、サイボウズLive、今までありがとう…。

次期PACSベンダーさん選考中です

久しぶりの投稿です。 当院では、近くPACSの更新を控えておりまして、そのベンダー選定が山場を迎えており、なかなか忙しい日々を過ごしています。 PACSは、HIS系システムの中では、電子カルテに次ぐ「大物」です。 画像はもちろん、今時は動画も扱うので、システムが求めるスペックも高く、金額もさることながら、その使い勝手は、ある面では電子カルテよりもシビアかもしれません。 そして、ややこしいのが、関わる部署が多く、また、それぞれこだわる部分が違うところです。 関係者のこだわり これから書くのはあくまでも当院の話なので、ご了承ください。 まずは、読影医。直感的に操作できるか、過去の検査が素早く探せて、比較できるか。 今回、多くのベンダーさんのデモを拝見しているのですが、一番驚いたのが、スライス画像の「同期」。新旧2回の検査画像で、断層画像のスライスが自動的にピタリと合って、マウスのホイールを動かすと、2つの画像が同期して動くのです。 この辺は、使い勝手というか、「精度」の問題でしょうか。 次に臨床医。読影医ほど深くビューワを使い込むわけではないのですが、なんといってもキビキビどうすることが求められます。患者さんを目の前にして使うわけですから、とにかくスピード重視。 放射線部門や検査部門では、画像を見ることもさることながら、その前後の処理が業務の効率化に直結します。オーダー情報との連動や、検査一覧の見やすさや使いやすさが、求められます。 その他、当院は透析患者さんを多く抱える病院なので、心胸郭比の自動計測はとても重宝されます。計測する部署にとってはこの「自動計測」が必須なのですが、全てのベンダーさんがこの機能を達成しているわけではありません。 見積の条件を揃えるのは…ムリです この数ヶ月、各PACSベンダーさんの条件を合わせるのに、かなりの時間を費やしてきました。 基本的に、私がPACSベンダーさんに直接声をかけることはありません。私はあくまで中立です。 では、誰が声をかけるのかというと、前述の「関係者」です。医師であり、放射線部門であり、検査部門です。当然ですが、そのベンダーさんのシステムが使いたいから声をかけるわけで、自分が使いやすい構成で依頼し、一方で他部署に配慮しません。 そうして集まった見積は、構...

「選べる制服」の不思議

前回の記事で制服の話を書いたのですが、もう一つ。 私はどうしても、制服が「選べる」というのが、馴染みません。 こと看護師に至っては、熾烈な獲得競争の中で、個人の好みに応じて制服を選択できることが一つのアピールポイントになっている…そうです。 たしかに、他院さんの看護師募集特設サイトなんかを見ていると、「看護師の制服は、全部で〇種類…」なんてコピーを見つけることができます。 そんな時代なんですかね…。 当院では、事務服も一部「選べる」んです。スカートやベストは統一されているのですが、ブラウスだけ白、青、ピンクから選べるのです。 まあいろいろな考えがあると思うのですが、私が思うに、「制服」とは、いわば「アイコン化」です。 医療機関で仕事をする上で必要な機能が備わっていることは大前提ですが、一目見て、この病院の職員であること、そして、ザックリと医療職なのか事務職なのかわかることが求められます。 ブラウスを替えてまで「個性」を出したいのか、いや、たかだかブラウスの色を変えてだせる「個性」って、どれほどのものなのか…、私にはよくわからないのです。 制服を管理をする職員も、ブラウスの色が複数あるおかげで、この人には、白が〇枚、青が〇枚、ピンクが〇枚、別の人には…と、気を使わなければなりません。 意味があって、変化をつけるならまだわかります。担当する業務が違うとか、役職によって違うとか。 まあ、前回の記事に書きましたが、多くの職員が集まって決めれば、それぞれ言いたいことを言います。意見がぶつかったところで、「ではブラウスだけでも選択制にしよう」となったのでしょう。 ブラウスくらいたいした問題ではないと言えばその通りですが…。 これまた前回の記事に書きましたが、やはり、制服の検討を現場に丸投げするのは、良いことではないように思います。

「制服の乱」がまた始まる

私が普段座っている席は、いくつかの事務部門が集積する部屋の中にあります。 ここに座っていると、病院の中にはじつにさまざまな仕事があることを感じます。 そんな中、「またあの季節が来るのか…」と思ったのが、「制服の更新」です。 当院では「更新=デザイン変更」です。 私が関わる仕事ではないのですが、そのドロドロとしたやりとりが、本当にたいへんそうで、見ているこっちがストレスになります。 (そもそも)デザインを変える必要があるのか 当院ではなんとなく数年ごとに制服を更新します。 リース契約が一段落するとか、いろいろ事情はあるのでしょうが、そもそもそこでデザインを変える必要があるのか、と思うのです。 メーカーさんの方で、廃盤になってしまうのは仕方ないとして、特に問題がなければ、デザインはそのままに追加調達すれば良いと思うんですけね。 しかも、面倒なプロセス(後述)を経て更新するわりに、その振り幅が小さい。 制服が変わることで、患者さんの気分が変わったり、話のネタになるならよいのですが、言われなければわからないほど。 いつ更新するのか 制服更新のタイミングは組織によって様々だと思います。 「創立〇周年」や「株式上場」など、大きなイベントで一新することもあるでしょう。 あるいは、経営のテクニックとして「職員被服費」が発生するタイミングをコントロールしたり、平準化することもあるでしょう。 当院では、なんとなく「慣習」で、数年ごとに更新します。 ただ、そのスパンが決まっていないので、色々なことがややこしくなる。 例えば長い期間を想定するなら、耐久性の高い仕様にするか、あるいは枚数を多めに支給するか。逆に、短いスパンで変えていくことを前提に、質、枚数ともに必要最低限にして、単価を下げるか。 それがハッキリしないから、職員はより「手厚い」支給内容を求めます。逆に、支給内容をケチれば不満が出ます。 まあ、あわよくば1年でも1ヶ月でも更新を先送りしたいとの考えから、あえて使用期間を明確にしていないのでしょうが、私には良い方法とは思えません。 デザインの「決め方」 そして制服の「デザイン」。 とにかくモメます。 会議が終わった後の参加者の愚痴が聞き苦しい。 な...

「1医療機関あたりの新規患者数」という微妙な指標

メディアでもインフルエンザの流行が盛んに伝えられていますが、皆様の周辺ではいかがでしょうか。 当院でも、感染制御委員会の師長が躍起になって、マスク着用と面会制限の徹底を訴えています。 私が見ているデータでは、当院のインフルエンザ患者は1月末がピークだったと見ています。 今後またぶり返してくるかはわかりませんが、先週末くらいから落ち着き始めたように感じています。 さて、よくニュースなどでも耳にする、「1医療機関あたりのインフルエンザの患者数が…」という統計情報。なんか、これって微妙だと思いませんか。 全国的に見ればわずかかもしれませんが、医療機関の数は変動します。 ですから、「先週に比べて」という見方なら有効ですが、例えば「昨年の今の時期と比べて」という使い方には適さないように思います。 そもそも医療機関数で割る必要があるのかな…と。 「全国で〇人」とか、「〇〇地方で〇人」とかでは、ダメなんですかね。 あまり数字が大きいと、実感がわきにくい…とか。 「1医療機関あたりの…」って、いつから発表され始めたのかわからないのですが、昔からずっと違和感を感じているのは私だけでしょうか。 さて、毎年コンスタント(?)にインフルエンザに罹患する私ですが、今シーズンはなんとかここまで無事に来ております。 このまま逃げ切ることができるか…。

病院パンフレットの増刷校正に追われています

現在、来年度の病院のシステム更新に向けて、計画立案に忙しく…といきたいところなのですが、予定にない突発的な仕事は遠慮なくやってくるものです。 今取り組んでいるのが、病院パンフレットの増刷。 パンフレットの用途 当院のような中小病院でも、パンフレットはそこそこお金をかけています。 中が10ページ、それに表と裏の表紙がつきます。 Web全盛の時代とは言え、 対面時、話のきっかけになる。 手元に残る、なにかのきっかけでまた目にする 第三者が手にする可能性がある という紙媒体ならではのメリットは今も健在です。 いつも書いていますが、郊外の中小病院ということで、人材採用は常に悩みの種です。 少しでも、可能性が高められるなら、ということでパンフットやWebサイトには、「多少お金を使っても…」という考えです。 あとは、近隣や関係のある医療機関や施設にも配ったりします。 患者さんにお渡しすることはめったにないので、内容も「そういう」作り方をしています。 診療のことよりも、病院の規模や構成などがわかるような内容になっています。 使用量 現在のパンフレットを制作したのが2015年。その年の末頃に1,000部が刷り上がりました。 現在2019年が始まったばかりなので、3年で1,000部を使ったことになります。 当初の計画では、2年程度でリニューアルするつもりでいたのですが、職員に「節約」が染みついているのでしょう、3年もってしまいました。 「人材採用に寄与すること」を目的に制作しているので、使わないことは「良いこと」ではないのですが、これが中小病院の職員の気質なのでしょうか。 どうした総務課? 2019年、年が明けて間もなく、総務課の担当者が、なにやら事務長に相談しています。 直後、事務長に呼ばれて「もうパンフレットの在庫がないので、急いで増刷したいんだけど」と。 「…いやいや、いきなり私に言われても」とは心の声。 パンフレットに関する担当はそれぞれ以下の通り。 企画制作:経営企画室 配布・在庫管理:総務課 2015年当時、パンフレットの企画制作は経営企画室…というか私の方で担当しました。 ただし、私の仕事はそこまで。 その後の配布や在庫管理、つまり「運用」は総務課の...

新元号の発表は4月1日

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 さて、昨晩のニュースでのこと。 安倍首相の会見で、新元号の発表が4月1日と発表されました。 報道では「システム改修の影響を考慮し…」とのことだが、5月1日が新元号のはじまりだとすると、その間1ヶ月。 システムに携わる人なら、「短い」の一言でしょうが、世間の認識はこんなものなのでしょうか…。 新元号は4月1日発表、現役SEは怒り「現場の負担、なぜ考慮しない」(BussDeedNews 2019/1/4) 私などは、「早く発表してあげれば良いのに。困る人なんているのかね?」と思ってしまいますが、世の中にはこんなご意見もあるそうです。 新元号、早期公表に反対した保守派「今の陛下に失礼」(朝日新聞DIGITAL 209/4/1) うーん、平成になったときは突然だったから、事前に発表されただけでもありがたいとするべきか…。 システムのことだけ考えると、本当にこの「和暦」というものはやっかいです。 医療機関でも、かなり「西暦」への移行が進んでおりますが、どうしても外せないのが「誕生日」です。 患者さんの「取り違え」防止策の一つで 「患者さん自身に誕生日を言ってもらう」が定着しています。年配の患者さんに「誕生日を西暦で」と求めるのは、想像しにくいです。 まあ、しばらくは「和暦」を完全になくすことはできないのでしょう。 今年は、消費税率の変更もあります。 いろいろと外部要因でシステムの改修費用がかかりそうな年ですが、なんとか乗り切っていきたいと思います。