プリンタから大量のブロードキャスト

ネットワークの障害、続続報」ということで、これまで何度か、当院のネットワークが不安定であることを書かせていただきました。

現在も、決定的な原因は特定できず、いろいろ調査を進めている次第です。
月に1、2回、ネットワークが瞬間的に途絶したり、遅くなったりするのですが、今のところ、致命的なトラブルにはなっていません。

当院の電子カルテでは、サーバーとクライアントPC通信するのは、データを読み書きする時だけで、常に通信しているわけではありません。なので、瞬間的な停止はよほどタイミングがあわない限り気づかないのです。
仮にタイミングが合っても瞬間的なものなので、おそらく現場では「ん!なんか遅…」くらいなのではないかと思われます。

ネットワークの停止にナーバスに反応する機器もあります。当院では自動精算機がその代表です。精算機はネットワークが使えない状態、つまり、「精算できない時」に現金が入ってしまうことを避けるため、ネットワークが途絶するとすぐに「使用不可」の状態になります。

いずれにしても、ネットワークの不安定は放っておいて良い問題ではありません。

さて、今わかっている問題の一つに、「プリンタから大量のブロードキャスト」という問題があります。
当院では、電子カルテの導入時に、A4モノクロレーザープリンタを大量に導入しました。このプリンタが、全てブロードキャストを大量に発しているというのです。

そもそも、トラフィックの観点から不要なブロードキャストはなるべく抑えたいものです。さらに、ネットワークの施工会社によると、この「プリンタからの大量のブロードキャスト」が、当院のネットワークで唯一ログが取れるL3スイッチのログファイルを埋め尽くしており、ネットワークトラブルの原因を分析しにくくしているというのです。

さっそくこの件で、プリンタのメーカーさんに対応をお願いしたいのですが、どうやら「これが仕様」ということらしいです。

現在、メーカーさんに対策をねっていただいていますので、メーカー名と品番を明かすことは避けますが、結果はまた記事に書きたいと思います。

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