なぜか混同される仮想サーバーとクラウド

明日、電子カルテベンダーさんのユーザー会に出席するため、大阪に行きます。
これを書いてしまうと、もう当院が使っている電子カルテのベンダーさんがわかってしまいますね…。

それはそうと、今日はかるい話題。

現在、私は2019年に控えた、院内の各システムの更新の計画立案に取りかかっています。

いや、「取りかかろうとしている」と言った方が正しいか。

じつは、来年、電子カルテシステムのサーバーが保守切れになり、更新、つまり買い換えなければなりません。
で、いよいよ我々のような中小病院規模でもサーバーの「仮想化」が現実的になってきたと見込んでおり、その調整をしようというわけです。

サーバーを仮想化するなら、各部門システムもできるだけ多く仮想環境に移行したいものです。

で、「サーバの仮想化とは」という話を、各部署に説明して回っているところでして、具体的な計画立案はその先。冒頭に「取りかかろうとしている」と変な表現になったのは、そんなわけなのです。

ところで、サーバー仮想化の話をしていると、なぜか多くの人が「クラウド」と混同されます。

仮想化の説明をしていると、どうも話がかみ合わないので、よくよく聞いてみると「仮想化=クラウド」と勘違いしていることがわかったり。

先日、ある部署から、検査機器メーカーさんとの打ち合わせに呼ばれた時のこと。
「ほら、この間。次のサーバーはクラウドにするって言ってじゃん…、メーカーさんにそのことを話してもらおうと思って…」と。

一言も「クラウド」とは言ってませんが…。

まだ、サーバーの仮想化は決定事項ではありません。検討の結果、従来通りの物理サーバーになる可能性も残っていますが、それにしても…不安だ。




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