緊急事態宣言発令で新型コロナ対策に加速

緊急事態宣言が発令してから、当院の感染対策も一段と強化され始めました。

何度か明らかにしていますが、当院は「関東圏」の病院です。
都心部ではなく郊外、ハッキリ言って田舎です。

地域の基幹病院には、コロナの患者さんを数名収容しているとのことですが、もちろん当院には患者さんはいません。当院経由でPCR検査を依頼した患者さんに「陽性」が出たという話は聞いていません。

なので、メディアで聞こえてくる都心部の状況とは少し温度が違いますが、それでも、臨床現場の職員のピリピリとした雰囲気が伝わってきます。

  • 入院患者さんへの面会は「自粛」ではなく「禁止」にしています。
  • 定期処方の患者さんについては、処方日数をいつもより長くして、なるべく来院回数を抑えるようにしています。
  • マスク着用はもちろんですが、今週から、ゴーグルやフェイスシールド、ガウンを装着して診療にあたっている職員が増えてきました。
  • これらの消耗品の流通量を毎日報告しています。
  • カウンターでは、ビニールカーテンのようなものを急ごしらえで設置しました。
  • 窓は基本的に開けっぱなしています。
  • 発熱外来の待合室として院外に設置したプレハブ小屋を、もう1棟設置する手配を始めました。
  • あれだけあった「会議」がほとんど行われなくなりました。
  • 使われなくなった会議室を利用して、休憩室を分散しています。

当院のような、まだ「発症していない」病院でもこの騒ぎです。
最前線で患者さんを受け入れている病院の過酷さは想像以上だと思います。



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