テスト環境の大掃除をしています

電子カルテ導入から半年以上が経過するのですが、今さらながら、テスト環境の整備をしています。

導入時はもちろん、稼働後もなにかあるたびに、テスト用の患者、テスト用のユーザー、テスト用の病棟、テスト用のマスタ、なと、いろいろな「テスト用」を使って動作確認やら、入力の練習やらをします。

電子カルテの設定変更については、意外と「試してみたらうまくいった」ということも多いものです。こう書くと驚く人もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろいじっているうちに、なんとなく、「こうすれば設定できるのではないか」みたいな「勘」が身についてきます(…ホントか?)。疑問に思うこと全てをサポートに電話して聞くのは、気が引けるというのもあり、自分たちでもいろいろと試しています。

そうなると、「テスト環境」が大事になります。

当院では、各部署に「マスタ管理者」と言って、マスタを変更したりする人がいます。看護師だったり、検査技師だったり、さすがに医師はいませんが、いろいろな職種が「現場のシステム管理者」として活躍してくれています。

そのマスタ管理者が、テスト環境を使って、日夜より良い使い方を研究してくれているのですが、たまに、不都合が生じます。

テスト患者Aを使って、ある条件下において、「日付をまたぐとどのようになるのか」と検証している最中に、その患者を別のマスタ管理者が、退院の挙動確認で、退院させてしまう、なんてことがたびたび起こるようになりました。

たぶん、以前からも起きていたのでしょうが、その時は「アレ?操作がおかしかったかな…」なんて終わっていたのが、皆、システムに精通してきたのでしょう。

そんなわけで、「この部署では、この患者と、この病棟と、この先生を使ってください」(全てテスト用)を整理し始めました。


単純な整理とアナウンスの作業ですが、個人的には、なんか「前進している感」があって、嬉しい仕事です。

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