台風15号備忘録:グループ病院からの物資支援

台風19号が東日本に甚大な被害をもたらしました。

当院の地域も台風19号が通過したのですが、メディアで報道されているような大きな被害はなく、10/12(土)の診療を一部制限したのと、職員の避難者を受け入れたくらいで済みました。

今回、メディアで報道されている、「河川の氾濫」や、「冠水」は、本当にたいへんな被害だと思います。

台風15号の際、当院では「停電」と「断水」に見舞われたのですが、それは、復旧すればほぼ「元通り」になります。

しかし、冠水で汚水、汚泥にまみれた建物や設備は、そう簡単に戻らないでしょう。

当院の土地は、歴史的にも洪水などの「水害」に見舞われたことはなく、その点はあまり心配していなかったのですが、今後は少し考えた方が良いかもしれないと思いました。

グループ病院からの支援

さて、そんな中ですが、今回も台風15号の時の話を書きたいと思います。

当院は、同じ法人で二つの都道府県にまたがりそれぞれ1つの病院と複数のクリニックが存在しています。

台風15号では、当院が被災しましたが、隣の県にあるもう一つの病院は無事だったのです。

これまでも書いたとおり、被災時は、食料などの物資が近隣の店舗から消え去り、調達に苦労しました。

そこで、グループ病院が地元で買い出しをしてくれて、当院まで届けてくれたのです。

食料だけではありません。

当時は、まだ9月半ばでとにかく厚く、一部の病棟では停電により空調が効かなくなっていました。そこで、扇風機を大量に購入して届けてくれました。

他にも、LEDランタンや、送迎者用のガソリンなど、本当に助かりました。



離れたところにグループ病院があると、例えば毎月の業務報告や、理事会等の役員会議、お互いのイベントに行ったり来たりと、普段は長時間の移動が面倒だと感じていますが、今回ばかりは、本当に心強く思いました。

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