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リコー、医療向けキーワード振り分け印刷アプリケーションを発売

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リコー、医療向けキーワード振り分け印刷アプリケーションを発売 (製造技術データベースサイト イプロス製造業より) とても興味深いニュースです。 リコーが開発した、振り分け印刷アプリケーション、「 RICOH Rule Based Print 」。 詳しくは、リンク先を読んでいただきたいのですが、ザックリ言うと、「様々な条件設定で、印刷するプリンタを振り分けられる」というものです。 こんな使い道が思い浮かびます。 例①:どこから指示入力しても、その患者さまが入院している病棟に指示箋をプリントする この話、じつは当院が2012年に電子カルテを導入したとき、医師からの不満の一つでした。 多くのクライアントPCがネットワークで繋がってることで、先生方は、「医局にいながら指示を入力できて楽チン」を想像していました。 ところが、当院が導入した電子カルテは、PCに対してプリンタを割り当てる前提で設計しており、印刷物の内容によってプリンタを選択するのは、一応「できる」のですが、コントロールパネルの操作する必要があり、現実的ではありません。 例えば、病棟で使用するPCであれば、ナースステーションのプリンターだけ設定しておけば何も問題ありません。 一方、前述のように、医師が医局のPCから指示入力しようとすると、A病棟に入院中の患者さまの指示箋はA病棟のステーションに、B病棟に入院中の患者さまの指示箋はB病棟のステーションのプリンターに出力しなければなりません。 すると、医師は指示を入力する前に、いちいちプリンタの設定を変更しなければならず、大ブーイングだったのです。 今では先生方もすっかりあきらめた様子ですが…。 例②:時間帯でプリンターをかえる 例えば院内薬局など、日勤帯と夜勤帯で、業務内容が大きく変化するような職種では、日中は多くの薬剤師が業務をしている場所に、夜間に薬剤師が待機している場所にプリントしたい、こんなニーズは多いのではないでしょうか。 例③:様々な場所で行われる「指導」 糖尿病をはじめ、患者教育の重要性が認識されるようになって増えてきたのが、薬剤師や栄養士による「指導」です。入院外来問わず今や様々な場所で、専門職による患者さまへの「指導」が行われています。 ...

PACSの強制クローズで「おつり」

当院では、PACSの設定で、1人の患者を開き続けられる時間を30分としています。 30分経過すると、自動的&強制的にクローズするよう設定しているのです。 なぜこのような設定をしているか。 当院では、レポートはPACSの機能を使用してしています。 電子カルテや専用のレポートシステムを使用する場合もあるそうですが、当院では、読影医の使い勝手を考慮してPACS純正を使用することになりました。読影医は、もっぱら電子カルテは使用しないとのことで、PACSだけで完結する方がよかったのです。 ところが、閲覧するだけの医師も、読影医も、同じ「PACS」を使うので、どうしても排他制御の影響を受けてしまいます。他で画像を開いていると、読影がレポートが書けないのです。 読影医の先生がレポートを書こうとすると、「この画像を〇〇(コンピュータ名)で開かれており…」というメッセージが出て、何もできなくなってしまいます。 何度か、「見終わった画像は閉じてから離席してください」と周知したのですが、特に病棟の先生や、医局のPCで、開いたまま席を立ってしまう先生が多く、ならば、強制的にクローズさせてしまえ、という話になったわけです。 ログオンしたまま席を離れるって、セキュリティ的にも問題が…。 さて、この「30分ルール」ができてから、しばらくは平穏であったのですが、先日、新しい問題が。 手術室で、術中に大型のディスプレイにPACS画像を写しているのですが、「30分毎に画像を開き直さなければならない」とのこと。 なるほど…、それは確かに面倒。 さっそく、PACSベンダーさんに、PC単位で強制クローズの設定を変えられるか問い合わせ中です。 それがダメなら、定期的にアクセスし直す仕組みがとれるか、あるいは画面のキャプチャを表示させるか、検討が必要です。 本当に、この仕事をしていると、ちょっとした変更が思わぬ影響を及ぼすことに驚かされます。 こんな話をPACSベンダーの担当者と話していたら、「そういうの、『おつりがくる』っていうんですよ」と。 うまいこと言うな…。

ネットワークに障害が発生しています

現在、電子カルテのネットワークでトラブルが発生しています。「しています…」とは、つまり現在進行形です。 完全にダウンしているわけではないので日常は特に問題ないのですが、どうやら瞬間的に通信が途絶しているらしいのです。 ことの始まりは分院からの通報でした。「なんか、すごく遅いんですけど」と連絡を受けたのですが、なにしろ離れているので「現場に直行」というわけにもいかず、10分程度やり取りしているうちに、「なんか、元に戻った」と。 その後、いくつかの部門システムトラブルが発生して、各ベンダーさんに問い合わせて調べてもらっているうちに、「どうやら瞬間的にネットワークが停止している可能性がある」と。 おもしろい(と言ってはなんですが)、電子カルテやPACSでは問題は発生していません。というのは、これらのシステムでは、サーバーからデータを読み出したり、書き込んだりしている時”だけ”ネットワークにアクセスしているので、瞬間的にネットワークが切れただけでは、影響がないのです。 むしろ他のシステムのほうが、はっきり影響が出ます。例えば、自動精算機は、ネットワークの遮断を感知すると自動的に休止モードに入ります。自動精算機はそれ単体では機能せず、ネットワークでサーバーに繋がって初めて「精算」ができます。ネットワークが途切れて機能しないのに、お金を入れてしまうことを避けるために、即時に休止モードにするのです。 さっそく、ネットワークの施工会社に来ていただき、色々と調べてもらったのですが、今のところ、はっきりとした原因がつかめていません。 インテリジェントタイプのハブが中枢のL3スイッチ1機(スタック)のみで、そのL3スイッチに内蔵しているメモリのログを開けてみたところ、単純なエラーメッセージで埋め尽くされており、核心にせまるような情報がすでに消えていたのです。 ネットワーク会社のエンジニアによると、ブロードキャスト(ネットワーク全体にデータを送信すること。通信する相手が特定できないときに送信されるもの…らしいです、詳しくはそのスジのサイトでお調べください)が大量に発生しているそうです。 ネットワークに何らかの矛盾が発生している可能性があるとのことですが、前述のとおり、ログが役に立たないので、解決には「LANケーブルを引っこ抜いて、状態が変わるか」という、原始的な方...

電子カルテの導入期間を振り返って-これから導入される方へ

このブログでは、管理者用の画面があり、そこではどの記事に、どれくらいのアクセスがあったかが、分かる仕組みになっています。 コンスタントにアクセスを集めている記事の一つに「 電子カルテの導入期間はわずか5ヶ月 」という記事があります。 このブログを始めたばかりの頃に、カルテメーカーさんから「5ヶ月で導入します」というプレゼンテーションを受け、その短さに驚いた…、というだけの記事なのです。この記事がアクセスを集めているということは、たぶん導入期間に関心のある方の検索に引っかかるのでしょう。 そんな方の参考になればと考え、この5ヶ月間を振り返っておきたいと思います。 【導入期間開始前】 私が当院に着任したのは、5ヶ月の導入期間が始まる2ヶ月半前でした。「IT化」という意味では、同規模の病院に比べむしろ遅れている感がありました。それが一気に「電子カルテ導入」というのは、今思えば院長の「英断」なのですが、当時は本当に不安でした。 その私よりも、不安だったのが現場の職員です。私の印象では、特に看護師の不安はたいへんなものでした。 導入プロジェクトが正式に始まる前後はその不安から、「とにかく説明会を開いてくれ」と言われたものです。私自身もなるべく対応するようにしましたが、電子カルテの一般的な話はできても、機能や操作方法など具体的な話になると、メーカーさんに頼らざるを得ません。頼みのメーカーさんはというと、「(プロジェクトが)始まれば、おいおい説明しますから」という対応ばかりで、現場との板挟みになりました。メーカーさんの気持ちもよくわかります。たぶん、現実に触れてもいないものをいくら丁寧に説明しても、理解度が上がらず、結果、非効率なのでしょう。 当時の記事にも同じ事を書いたのですが、「初産」で何もかもが手探りの我々と、「この子で3人め!」くらい(?)のメーカーさんのギャップに悩んだ時期です。 【導入期間開始直後~4ヶ月前】 この期間のことで思い出すのは、部門システムの選定についてです。 電子カルテ本体もさることながら、当院では多くの部門システムがこの機会にリプレースになりました。部門システムを選定する現場にしてみれば、仕事の仕方に直結するので、簡単には決められないのですが、カルテメーカーさんは、「早く決めてくれないと接続の時間がなくなりますよ…」と。 ...

導入直前の混乱で、信じられないミス

電子カルテが稼働して10日以上経過しましたが、導入前の混乱を少しだけ記事にしておきたいと思います。 導入直前は、各ベンダーさんの納品が殺到しました。納品といっても、ただ物を置くだけでなく、設定はもちろん、電子カルテとの接続、稼働試験、実際に機器を使用して説明・リハーサルなど、ベンダーさんもたいへんですが、当院の職員もいろいろと対応することがあって、忙しい限りでした。 そんな誰もが、浮き足立っている時こそ、信じられないようなミスが起きます。 リハーサルが始まっても、生体情報モニタから、電子カルテに情報が送られこない、と大騒ぎしてみたものの、ハブの電源が入っていなかった。 オーダーを監視するプログラムを、夜間のメンテナンスで停止し、その後起動するのを忘れていた。 なんて、本当に「ウソでしょ!」と言いたくなるようなイージーミス。 その他にも、たまたま同時期に行われた漏電検査で、ある部門システムのサーバーがダウンしていたのですが、それに気づかず、調査に何時間もかかったなど。 UPSコントロールの設定が、数ミリ秒の停電を感知しただけでシャットダウンを発動する設定になっていたそうで、その後、停電の許容時間を数分に延長することにしました。 一瞬、「そもそも、こんな時期に漏電検査をする方が…」とも思いましたが、本番前に気づいてよかったとも言えます。 普段の仕事でもそうですが、焦っていると良い仕事はできませんね。

電子カルテ可動から10日経過しました

電子カルテの可動から、今日で10日が経ちます。 【ハードウェア的には問題なし】 ハードウェアやインフラとしては特に問題なく稼働しております。 当院では、本番と全く同じ環境を使って、システム構築や、説明会・リハーサルなど実施していました。本番が近づくにつれて、徐々に稼働率が上がり、本番直前と、本番ではほとんど変わらない稼働率で、システムに係る負担が急に増えることがありませんでした。 もう15年ほど前になりますが、当時在籍していた病院では、稼働初日にシステムダウンして大混乱になりました。当時、私はシステム部門のではなかったのですが、大変な騒ぎになったのを覚えています。おそらく、当時は開発環境と本番環境が完全にセパレートされ、規模も全く違ったのでしょう。15年も経てばサーバーのパワーも圧倒的に違うでしょうし…。 とにかく、ハードウェア的なトラブルがないのは、システム部門としては本当に良かったです。 【システムの接続に難あり】 ハード的には問題ないのですが、ソフト的には大小様々な問題が出ています。 ひとつは、各部門システムとの接続です。カルテメーカーさんが提供するシステムの中で完結している分には何の問題もありません。電子カルテと、他のベンダーさんにお任せしている「部門システム」との接続でトラブルが多発しています。 当たり前といえばそうなのですが、身内のことはいかようにもできるのでしょうが、相手がいるとなると先方の事情もふまえながらやっていかねばなりません。 臨床検査システムや、透析支援システムなど、電文のやり取りがおぼつかないケースや、スキャナで取り込んだファイルを部門システム仕分けて保存するはずがうまくいかないなど、「システムの問題」は「接続の問題」と置き換えてもいいくらいです。 【やはり運用】 もう一つの問題は、「運用」の周知徹底です。「こういうときは、この場所に記録する」、「記録する時は、この順番で」など、職員同士で示し合わせて置かなければならないことが徹底されていないがゆえに、指示を出す側と受ける側で食い違ってしまいます。 幸い、明らかに「これは入力者が段取りを理解していない」というのが明らかなケースばかりなので大事に至っていませんが、稼働後に起きている問題を、ハード、システム、運用で仕分けるとすれば、...

電子カルテが稼働しました

報告します。2012年12月1日より、電子カルテが稼働しました。 【壮絶な機器設置】 すっかりブログの更新が滞っていましたが、最後の1週間は本当に忙しかったです。11月22日にクライアントPCの最終の大量納品があり、23日(金・祝)~25(日)の3日間で、設置・設定専門の業者さんが一気に配置。やりきれないものや、現場がどうしても置けないものは、最後の週にカルテメーカーさんと当院のスタッフ(私以外に2名)で設置しました。 私が、文字通り「司令塔」になって、設置場所とアポを取り、PCの設定を、業者さんやスタッフに指示して設置していきました。 「クライントPCの設置なんて、しっかり計画を立てれば、あとはその通りやれば…」とツッコミが入るのは承知しております。 ところが、導入スケジュールが終盤に差し掛かってくると、どうしても計画通りにいかなくなるのです。 急な変更 稼働前のリハーサルをこなして初めて気づく問題点があります。「ここにPCがなかったら、受付がパンクする」とか、「請求書と領収書には別の用紙を使うことになったので、プリンタが2台必要になった」とか。バーコードプリンタやスキャナなどは、なかなか運用のイメージが湧かないので、なおさらです。 貸出のやりくり 稼働が近づくにつれて、各部署で「運用の打ち合わせのために実機を使いたい」、「マスタの作成・確認作業のため」、「シミュレーションのため」など、いろいろな理由で、貸出機の要望が出てきます。その都度設置する場合や、一定期間貸し出すなど、いろいろなオーダーが入ってきます。 設置場所の確保 「旧システムを稼働前日まで使うので、設置するスペースがない」とか、「テーブルを注文してあるので、それが入るまで待って」とか。 と、様々な事情で、計画の変更が求められます。「今さら計画は変更できません」と突っぱねれば良いのですが、どうしてもそれができない性格なもので…。 で、いろいろやりくりをしていると、そのうち、どこにどのPCが設置されているのか、管理が煩雑になってきます。ある程度、デスクトップPC、ノートPCそれぞれ機種は統一しているのですが、コンピュータ名、有線・無線LANの設定、プリンタの設定、その他周辺機器のセットとドライバの構築など、個別の設定があり、それらを間違えると機能しません。 「I...

システムに気を取られ、運用の周知がおろそかに

電子カルテの稼働に向けて、各部署でリハーサルが本格化しています。 私自身は、リハーサルの直接的な当事者ではないので、遠巻きに状況を見ながら、その後の反省会でいろいろ述べさせてもらっています。 とはいえ、ハードウェアの準備(と片付け)やら、リハーサル中の司会(?)などで、結構忙しいのです。 リハーサルに参加していると気がつくのが、運用が周知徹底されていないことです。 先日の外来でリハーサルの一コマ…。 診察室で尿検査、血液検査、点滴をオーダーし、看護師は患者役に「では、尿検査から」と。 尿検査をを終えたら検査技師が、「では点滴室でお待ちください」。 しかし、点滴室の前で待っていても、一向に患者役は呼ばれません。 不審に思って調べてみると、点滴の場合は、患者(役)が一度カウンターに受付票を提出する運用になっているのです。ただ点滴室で待っていても、看護師が患者(役)の到着に気づかないのです。でも、確かに検査技師は「お待ちください」としか言っていないので、患者役に非はありません。 これは、システムの仕組みや、操作方法というよりも、単純に「運用の問題」です。 他にも、前回リハーサルで浮き彫りになった課題を、今回までに修正したのですが、修正されたことが伝わっておらず、参加者一同「あれ、なんか前と変わった?」なんてことも。 私は、立場上ほとんどの部署のリハーサルに参加しているのですが、全てのリハーサルで、問題は操作方法よりもむしろ運用の周知がなされていないことにあります。 電子カルテの操作方法については、カルテメーカーさんの主導でスケジュールが決められ、強制的に説明会が行われていくのですが、運用については自主的にやらなけれいけないのです。 「操作説明で運用もイメージできるはず」というツッコミが入りそうですが、ただでさえ操作方法の習得で疲れている中、運用まで考えている余裕がないのでしょう。 とはいえ、毎晩現場のスタッフが遅くまで残って、操作習得や打ち合わせで頑張っているのに、決まった運用が周知されてないがために結果が出せないのは、なんとも歯がゆい思いです。 最近は各部署に「運用のアナウンスも大事ですよ…」と言って回っています。さらに、リハーサルの前日に、修正点が伝わっているか再確認する機会を設けることにしました。 ...

PACSビュワーのグラフィックボード、安いものを試してみました

PACSのグラフィックボートを節約したお話です。 【電子カルテは新規、PACSはリプレース】 このたびの電子カルテ導入と、良くも悪くも、PACSのリプレースの時期が重なってしまいました。 「良くも悪くも…」と書きましたが、「良い」のは、OSの世代の問題や、ちょっとした相性などで、既存のPACSに縛られずに、電子カルテを導入できる点です。「悪い」のは、その分一気にとりかからなければいけないので、プランニングが大変なこと…です。 【相乗り】 電子カルテとPACSは同じPCで動かします。今回のPACSリプレースでは複数のメーカーにプレゼンテーションしてもらいましたが、今や殆どのビューワーがInternetExplorerで動くので、あまり電子カルテの動きに干渉しません。 そんなわけで、ひとつのPCで両方のシステムを動かすわけですが、2つディスプレイを用意し、片方に電子カルテ、もう片方を立てにしてPACSで使用します。 【グラフィックボード】 当院が採用したスタンダートのPCには、ディスプレイのポートが1つしかありません(しかもアナログ)。2つのディスプレイを接続するためには、グラフィックボードが必要になります。 で、このグラフィックボード、PACSのメーカーに見積をお願いしたら、1枚が3万円代後半。あまりPCパーツには詳しくない方ですが、この金額のレンジは結構高級品ではないかと。 自分の感覚では、グラフィックボードの競争のフィールドは主に「3D性能」であって、PACSにはあまり関係ない世界の話なのではないかと考えています。 しかも、調べてみるとこのグラフィックボード、あるメーカーのOEMで、医療用として特別にチューニングされているとは思えません。そのOEM元の製品は市場で2万円程度で出回っていました。 完全に火がついた私は、全く別のメーカーの安価な(6,000円)グラフィックボードを用意し、放射線科の読影医に判断してもらうことにしたのです。 【結論】 第一のコース、PACSメーカー純正品、3万円代後半 第二のコース、OEM元の製品、2万円弱 第三のコース、システム部門の担当者が見つけてきた製品、6,000円 と、3種類の製品が届き、同じPC、同じモニタを3セット並べてみました。 いろいろな人に評価をお願いすると、結構評...

参加者多すぎで、初リハーサルは大失敗に

電子カルテ稼働を控え、先日ついにリハーサルを行いました。 当院では、大きく、「外来」、「病棟(入院)」、「透析」の3カテゴリーに分けて企画しています。 それぞれ段階的に、会議室の中で行う「シミュレーション」、現場に出て実際に持ち場についておこなう「リハーサル」、リハーサルの中でも、数をこなすことを目的にしたり、部門間の連携を中心に行ったり、この先びっしりスケジュールが組まれています。 さて、数あるリハーサルの中で、1つ目である「外来」の「会議室シミュレーション」を行いました。 大きな会議室の中で、「受付」、「診察室」、「検査室」…など、各現場を想定したブースを作って行うのですが、さながら文化祭の模擬店のよう。 会議室の中で一同に介して行うのには、「互いの顔が見える」ところに意味があります。 自分の部署のことだけでなく、「自分の部署の操作が、他部署に対してどのように影響するか」、逆に「他部署の操作が自分の部署にはどのように影響するのか」を確認します。 「診察室でオーダーを入力したら、検査室にはどのように見えるのか」、「検査結果を入力したら、診察室ではどのように見えるのか」、「その時、看護師は検査が終わったことをどのように知るのか」など、自分の部署にいるだけではわからないことを学んでいきます。 たぶん…、想定外のケースが発生した時に、仕組みがわかっていれば、ある程度対応できると思うのです。ところが、自分の部署の段取りしか教えられていないと、他部署でどう影響するのかわからないので、行動が止まってしまうと思うのです。 そして、前日から会議室を入念にセッティングして望んだのですが、想定外の大失敗に。 各部門のキーマンだけを集めて行うつもりが、看護部が大勢参加して、診察室のブースがあふれることに。 他の部署のスタッフが全く近づけない状態になってしまったのです。 せっかく時間を割いて(もちろん夜です)集まってくれたのだから、「帰ってください」とも言えず、とりあえず始めてみたのですが…。 そこらかしこで「操作説明会」になってしまい、想定していたケースがまったく消化できず。 後でで聞いたのですが、看護部内では「都合のつく人は見学を」というアナウンスが回っていたそうで。 段取り一つで、こういったイベントの成否が大きく変わるという...

他施設からのCD-ROMは事務でPACSに取り込みます

以前に、「 他施設からのCD-ROMをPACSに取り込むか 」という記事を書きました。 当院ではこれまで、他施設で撮影したDICOMのCD-ROMを開くときは、診察室のPCで直接開いていました。 今後も、この方法でいくのか、あるいはPACSに取り込むのかという内容の記事でした。 これについては、かなり早い段階で「PACSに取り込む」ということに決まっていました。 複数の先生に聞いてみたところ、PACS取り込みがいまや一般的で、使い慣れたインターフェースで操作できる方が良いとのことでした。 問題は、「どこの部署で取り込むか」という部分で、放射線科や地域連携室などが候補に上がったのですが、それなりの負担になるのでどこの部署も敬遠し、結局医事課が受付窓口で対応することになりました。 PACSに取り込む際に、モダリティの指定などができるかどうか(例えば、どちらも断層画像である、MRIとCTが、事務の職員に区別がつくか)など、若干の不安が残りますが、まずはこれでスタートすることになりました。 さて、先生から念を押されたことがあります。「いくら呼びかけても、診察室でCD-ROMを取り出す患者さんはいるよ」と。 これについては、対応策が用意してあります。他の病院を見学に行った時に「なるほど」と思った、「スタンドアロンのノートPCを用意しておく」というアイディアです。 これなら、持ち運びできるし、万が一CD-ROMがウィルス感染していても、ネットワークに拡散することはありません。 外来だけでなく、救急もこれで対応することにしました。 で、ひとつ困ったことが。「どうせスタンドアロンなら」と思い、スペックが低くても構わないと考え、院内でどこか余っているノートPCがないのか探したのですが、なかなか見つからず。 さらに、よくよく考えたら、急にCD-ROMを差し出された時に、「すぐ使える」ことが重要なので、使いふるしのPCで、「起動まで◯分かかる」というわけにはいかないのです。 最近はやりの「Ultrabook」なんかを買ってみようかと考えています。

大画面のモニターがほしい

稼働日が迫ってきて、今では毎日朝晩問わずどこかの部署の操作説明会が開催されています。 インストラクター用の画面を見ながら、手元のクライアントPCを操作してもらうという、「パソコン教室」さながらです。多い時は20台くらい並べて操作説明をしています。 当院には、会議室がいくつかあるのですが、そのうちもっとも大きい会議室(当院では大会議室と呼んでいます)を使わせてもらっています。というのも、電子カルテの画面はある程度の解像度が必要で、最低でもWXGA++(1600✕900)ないと、まともに操作することができず、その仕様のプロジェクターが大会議室に備え付けた天吊りのものしかないからなのです。 ですから、大会議室は毎日奪い合いです。 そこで思い出すのが、他の病院さんに見学に行った際に使用していた、大型の液晶テレビ。たぶん50型くらいだったと思います。テレビなら、部屋を暗くしなくていいし、スクリーンを用意する必要もないし、ピント合わせも必要ないし、なにより最近は価格が下がっています。 今後も、説明会が続くのでぜひとも購入を…、と総務課にかけあったのですが却下されました。 「今時、SVGAのプロジェクターって…」 と、グチりながら、日々会議室の調整と会場設営に追われています。

ラウンド用のノートPCをどこで充電するか

入院病棟には、病棟をラウンドするナース分のノートパソコンが配置されます。 当院では、病棟によっても違うのですが、病棟あたり6~8台を配ります。 (ちなみに、ステーション用は別にあります) 「ラウンド用」というくらいだから、これを持って病棟を回ります。 他に荷物もあるし、なにより落としたら大変なので、専用のカートにのせます。 さて、いよいよ用のカートが入荷してくることになり、看護部に準備をしておくようにお願いしたら、「ところで、ノートPCって、どこで充電するんですか?」と。 確かに8台ものカートが一同に集結したら、それだけでも結構場所を取られます。 じつは、以前に他の病院さんに見学に行った時に、いろいろなことを教わったのですが、今ひとつ、「?」と思っていたことがあります。 それは、「ノートPCはカートで使うことになると思うけど、セキュリティチェーンはかけない方がいいよ。充電の時に困るから。」というアドバイスでした。 その時は、なんのことやらわからなかったのですが、たぶんそちらの病院さんでは、ノートPCをカートから外して、充電しているのだと思います。 なるほど、そのほうがACアダプタが散らかることがなく、一箇所に集中させることができます。 セキュリティをとるか、スペースをとるか、看護部で充電の仕方について、検討してもらうことになり、セキュリティチェーンの注文を直前で止めたところです。

プロジェクトの進捗管理は小刻みに

電子カルテのプロジェクトが大詰めで…と、何度このブログで書いたことか。 勤怠を集計してみると、毎月のように休日出勤と残業時間が増えていく、きれいな右肩上がりの日々です。 さて、やはりというか、プロジェクトに遅れが出てきました。 全体が遅れているわけではないのですが、一部の部署で遅れが出ています。ある程度足並みが揃わないと次の行程に入れないところがあり、バランスが崩れてきています。 最も遅れている工程は、「マスタ作成」です。 これを書いてしまうとどこのメーカーを採用したのかわかってしまいそうですが、少し当院で採用した電子カルテについて書かせていただきます。 当院で採用した電子カルテは、マスタの作成にかなり時間と労力が掛かる仕組みになっています。 ここでいう「マスタ」とは医師が入力するオーダーマスタのことです。まず、各診療現場のスタッフは、医師がオーダー入力しやすいように、オーダーを選択する画面を整えていきます。オーダーが階層的になっており、例えばCTの予約では、[CT検査]→[部位(上腹部単純ど)]→[コメント(OPE前、読影ありなど)]と、気の利いた選択画面を作りこんでいきます。 ここが一つ目の課題です。今までは、医師が走り書きすれば、経験を積んだスタッフがそれを理解していたのですが、コンピュータが相手となると曖昧にはできません。また、医師ごとのクセや言い回しも通用せず、すべての医師に同じ操作体系でオーダーをしてもらうことになり、その調整がたいへんです。 2つ目の課題は、保険点数の体系に合わせることです。各現場でオーダーのしやすさだけを優先して作ったマスタの構造が、必ずしも保険点数の体系とマッチしているわけではないのです。仮に、その時はなんとか医事課が合わせたとしても、いずれ来る保険改正の時に、修正するのが面倒になったりします。 ですから、マスタの作成は、各現場と医事課の間で何度も行ったり来たりを繰り返すのです。 そんなわけで、マスタ作成が遅れているのですが、マスタは電子カルテの基本なので、これができないと前に進めないわけです。 例えば、よくあるオーダーをセットにしておくこともできるのですが、仕組みとしてはマスタの組み合わせなので、セットを組むという仕事ができません。 あるいは、リハーサルをしようにも、医師のオーダーができな...

内視鏡画像の管理方法が決まりました

5月31日の記事、「 内視鏡画像の取り込み方法 」として、どうやって内視鏡の画像を管理していくのか検討中であることを書いたのですが、ようやく決まりました。 結局、PACSで管理することは見送り、独自にサーバーを立てることになりました。 電子カルテメーカーやPACSメーカーはもちろん、専用サーバーのメーカー4社5商品を提案していただきました。 内視鏡医師とメーカーの間に立って、いろいろ情報をやり取りさせてもらったので、いい勉強になりました。 電子カルテ+PACSで構築することが最も安価で済むので、最初はこの選択肢から検討しました。 この時点で、医師はレポートの作成の簡便性、作成したレポートのクオリティにかなりこだわっていました。となると、汎用である電子カルテやPACSのレポート機能は、やはり内視鏡専門に作られているシステムとは、決定的な差があり、早々にこの電子カルテ+PACSは選択肢から外れました。 そこから、毎週のように各メーカーのデモを見学し、デモ中に質問し、デモが終わってメールで質問し、他メーカーのデモを受けると、新たな疑問が湧いてきてまた質問…、2ヶ月ほど繰り返しました。 【洗浄管理】 ここではメーカー名は伏せますが、結局、大手メーカーに決まりました。 中小メーカーで安いところはあったのですが、「洗浄管理」のオプションがなく、選択肢から外れました。 内視鏡医師いわく、「今後、内視鏡は洗浄管理が必須になるだろう」とのことです。 洗浄管理システムを加えると、どの検査(患者様)に、どのスコープを使って、それがいつ洗浄されたのか、を記録として残すことができます。 もちろん、現在でも洗浄はやっていますが、これをより正確なデータベースとして蓄積できるようになります。 今回は洗浄管理システムを導入するには至りませんが、いずれ医療機関の義務として求められた場合、このオプションを購入すればそれが達成できます。 【先生、お疲れさまでした】 当院の内視鏡室は、専属の技師がいません。ですから、内視鏡室は医師と、外来の看護師のみで構成されます。 私見ですが、医師が細かい使い勝手にこだわるのは、必然だったのかもしれません。専属の技師がいれば、ある程度のことは医師が直接操作しなくても済むし、あるいはあまり機械が得意でな看護師のことを心配しなくて...

ペンタブレットの検討

当院で電子カルテの導入が決まった後、比較的早い段階で話題になったのが、シェーマを「どのように描くか」です。 【医療業界以外に方に】 シェーマというのは、図のことです。例えばお腹の痛い患者様がいて、カルテに「どのへん(部位)か」を示すのに、文書では限界があり、いっそ絵にしてしまったほうが早いのです。 このシェーマが簡単に、また意図したとおりにかけるかどうかが、医師にとってはとても重要なのです。 当初、カルテメーカーに相談し、タッチペンタイプのディスプレイを試してみました。デモ機を借りることができたのですが、結果としてあまり医師の反応はよくありませんでした。 見ていると、タッチペンの性能よりも、ディスプレイの性能が問題であるように思えました。借りられた機種が少し古いこともあってか、解像度が低く、その割に筺体が大きく、スマートな印象がありません。隣にフルHD(1920×1080)が並んでいるのだからなおさらです。 また、「ペン入力を必要とするのはピンポイント」という点も考えなければなりません。 ディスプレイに直接ペン入力する場合は、ディスプレイを手元に、また、できるだけ水平に近い状態で置きたいものです。シェーマを書くときだけペンが使えれば良いわけなので、そのために常にディスプレイが”近すぎる”というのは、全体的に見たら作業効率を落としかねません。 ちなみに、今時フルHDのディスプレイが2万円前後で買えるのに、同じサイズのタッチペンのディスプレイだと20万円前後、文字通り一桁違います。これを各診察室にといったら、とんでもない金額になります。 で、結局、タブレットを試してみることになりました。手元においてマウスの代わりに使うタイプのものです。 結果はまた報告します。

デジカメの画像を電子カルテに取り込むには-デバイス管理

電子カルテの運用検討が本格化していく中で、「デジタルカメラの画像を電子カルテに貼り付けたい」という要望が出てきました。 どこの医療機関でも同様だと思いますが、デジカメは手軽に記録を残す手段として、医療現場では一般的に使用されています。 病棟では褥瘡の写真をとって記録したり、外来でもプリントしたものを紙カルテに貼ったりしています。 さて、電子カルテに画像を貼り付けることは、特に問題がありません。むしろ、紙運用していた時代よりも、デジタル同士、親和性が高く取り扱いも簡単です。 問題は、「デジカメの画像をいかにしてPCに取り込むか」ということです。 ポイントは、デバイス管理です。 基本的に電子カルテで使用するPCは、CD-ROMドライブやUSB端子を止めた状態で設置します。 USB端子は、物理的に止めるわけではなく、接続するデバイスによって許可することも可能です。 (でないと、キーボードやマウスが…) ただし、病院の各部署に散らばっている、それぞれメーカーや型式の違うデジカメを、どのようにコントロールてきるかは、今後調査が必要です。 【端末管理ソフトの導入】 ここのところ、毎日のようにネットワークに接続する機器が増えています。サーバーやクライアントPCはもちろん、プリンタなどの周辺機器、医療機器もデータやオーダーをやりとりするものは、軒並みLAN接続し、あたりまえですが、IPアドレスを割り当てなければなりません。 これまでは、なんとかExcelでやってきたのですが、いよいよ限界を感じていたところ、世には「資産管理ソフト」なるものがあるといいいます。各PCにソフトを常駐させ、TCP/IPの情報だけでなく、ウィルスソフトのバージョンや、デバイスの管理ができるというではありませんか。 こういったソフトで、効率的にUSBデバイスを管理することで、デジカメの接続も管理できないかと模索中です。 【無線LAN接続】 もう一つ、デジカメに特化した話ですが、ネットで色々調べている中で、 長野市民病院様 で興味深い取り組みをされていることがわかりました。 キモは「デジカメを無線LANで接続する」というものです。確かに、無線LANで接続すれば一定のセキュリティが保てます。USBデバイスとして細かく制御する必要もありません。 写真を撮影する前に、患...

部門システムの周辺機器を揃える

今回の電子カルテの導入に合わせ、各部門のシステムが新しくなることは、何度もこのブログでお伝えしています。 で、いよいよその「部門システム」の購入が具体的になってたのですが、メーカーと契約をする前に、我々電算部門が一仕事します。 各部門システムの見積を精査すると、プリンタなどの汎用的な周辺機器があります。これらの機種を病院の標準に合わせられると、その後に大きなメリットがあります。 【消耗品の管理・調達コストが下げられる】 電子カルテの機器構成として、大量のプリンタを導入します。プリンタ本体もそうなのですが、その消耗品についても、特価を出してもらっています。当院ではCanonのプリンタに統一するのですが、メーカーが違ったり、あるいは機種が違っても、特価は出しにくいでしょう。 また、購買部門でも多くの種類の消耗品を管理しなくて良くなり、また在庫コストの圧縮も可能になります。 【保守をまとめる】 保守契約をまとめてコストダウンすることも可能ですが、当院では電子カルテで導入するプリンタは保守を組みません。 当院では、予備機を用意しておいて、「トラブったらすぐ交換→修理はその妥当性を見極めて」という形を取ります。このような仕組みができるのも「スケールメリット」ということでしょう。部門システムでも、機種が同じで、メーカーが設定方法などの情報を公開してくれるなら、同じ対応が可能になります。 レーザープリンタ以外にも、ラベルプリンタやドキュメントスキャナ、ともするとPCも対象になるかもしれません。

検体検査のラベルをどちらで発行するか

電子カルテの導入にともない、さまざまな医療機器が買い替えになります。 当院では検体検査の管理システムもその一つです。 じつはこの検体検査管理システムに限らず、サーバーの構築が必要な機器は少なくありません。 サーバーを組むとなると、その構築にそれなりの期間がかかるので、早い時期に発注する必要があります。 この検体検査管理システムも多分に漏れず、「1日でも早く契約を」とメーカーから言われている案件です。 で、この案件は数日前に「ほぼ決定、あとは契約手続きをするだけ」ということで安心していたのですが、今日ちょっとしたきっかけがあって、契約が保留になっていることがわかりました。 その原因は、電子カルテシステムと、検体検査管理システムの「どちらで検体ラベルを発行するかが決まっていない」というものでした。 医師が検体検査のオーダーを入力するのは、もちろん電子カルテ側です。一方、その結果は検体検査管理システムで一括管理し、また電子カルテに返します。 検体ラベルは、検査に必要なスピッツ(容器)に応じて出力します。どの検査にはどのスピッツが何本必要なのかマスタに登録する必要があります。 電子カルテ側からラベルを発行するとなると、このマスタ管理を電子カルテシステムと検体検査管理システムの両方で行う必要がありますが、検体検査管理システムから出力するならば、少なくとも電子カルテ側ではマスタ管理の必要がなくなります。 一方、電子カルテシステムの端末は院内全体に配備され、検体検査管理システムは主に検査室のみに配置されます。例えばラベルに血液が付着してしまった場合に、電子カルテならどこからでも操作できますが、検体検査管理システムは検査室でないと操作できません。 つまり、どちらのシステムからラベルを出力するかは、マスタのメンテナンスをシンプルにするならば検体検査管理システムから、日常の運用を考えるならば電子カルテシステムから、ということになります。 検査科の判断ではマスタのメンテナンス性を優先し、検体検査管理システムからラベルを出力するようですが、早くこの問題を決定しシステム構築を急ぎたいと思います。

書類の検討が始まりました

電子カルテになると、いろいろな文書を半自動で出力することができるようになります。 例えば紹介状を書くとき、患者様の、氏名や生年月日、住所などを、いちいちワープロ入力しなくても良くなります。 さらに造りこめば、検査結果の内容や、カルテの所見欄をプリントすることもできるようになります。 このような機能は、たぶんすべてのメーカーの電子カルテに標準で備わっていると思います。 ただ、使いこなすには医療機関に合った形に造りこむことが必要ですし、それができれば、大幅に業務を効率化することができます。 さて、そんなわけで当院でも、今ある文書をどのように電子化していくかという検討が始まりました。 今までは、各診療科や部署で管理してきた文書を、どのように移行していくか、専門のワーキンググループを編成し、ひとつひとつ確認していきます。 医療業以外の方はどのようにイメージされているかわかりませんが、診療現場は今や大量の書類が必要です。 このブログを読まれている方の中にも、入院や手術の経験があるのではないかと思いますが、その時に何枚も説明書を渡されたり、たくさん同意書にサインをさせられたりしたのではないでしょうか。 このような書類を全部集めて、電子化するのか、紙のまま残すのか、内容は偏っていないかなど、電子カルテでどう扱うか以前に現状の見直しから始まります。